カナダ式 食器の洗い方

英語

みなさんはどのようにして食器を洗いますか?

食洗機ですか?手洗いですか?

ここで、衝撃的なカナダの食器洗いの仕方を紹介したいと思います!

ほとんどの家庭では、食洗機があることが多いですが、手洗いはこのようにします。

キッチンシンクは小さめのシンクが2つ並んでいて、真ん中に蛇口が付いているタイプのキッチンが多いです。

  1. 片方のシンクに栓をして台所洗剤を入れて熱いお湯を勢いよく入れてお湯を溜める。泡風呂のように、泡ぶくぶくにします。
  2. そこに食器を入れる。
  3. もう片方のシンクにお湯を溜める。
  4. 泡風呂のシンクの中でゴシゴシとたわしで汚れを取ったら、隣のシンクのお湯に潜らせて、ラックやタオルの上に載せて乾燥させる。

以上です!

最初に見た時は結構な衝撃でした。しかも私、割と潔癖症なので。。。

ツッコミ① 溜めた水で濯ぐの?→お水がもったいない!

ツッコミ② お皿にまだ泡がついてるよ。→洗剤でばい菌は殺菌しているから大丈夫!

・・・だそうです。さすがにホストファミリーになんでなんで?と聞く勇気はなかったので、カナダ人の友達に聞いたところ、上記の回答を得られました。

すすぎ方に関しては、流水ですすぐ人もいますが、それでも日本と比べ、サッと濯ぐ感じです。ちなみに流水running waterと言います。

日本🇯🇵は世界と比べても、とても綺麗で清潔な国で衛生概念が高く、文化的な違いもあるのは当然です。しかし、このような違いは、島国で海に囲まれ、川が多い環境から水に不自由しなく、インフラが整っている環境というのが一番大きいのではないかと思います。

カナダ🇨🇦では水は貴重な資源です。

湯船に入ることは滅多にないし、毎日のシャワー🚿は5分くらい。ホットウォータータンクにお湯を溜めているため、お湯の使用量に上限があります。そのため海外留学生の長いシャワーは嫌がられます。ホームステイ初日に「シャワーは○分以内に!」と通達されることも多いです。またカナダ人は毎日洗髪しません。起床したらサッとシャワーを浴びることが多いです。

夏はとても乾燥するのですが、庭にある芝生に水をあげるためのスプリンクラーは、住所の番地で使用日が決まっていました。いつでも使いたい時に使えるわけではないんですね。ほとんどの家庭で天然芝生スプリンクラー備え付けっていう規模感もすごいですが!

すすぐという英語はrinseリンスと言います。シャンプーの後に使うリンス🧴は和製英語なんですね。日本ではリンスをコンディショナーやトリートメントの意味で使うこともありますが、カナダの商品でrinseとして表記しているものはありません。

そもそも、すすぐと言う概念が日本と違う気がします。

例えば、歯磨きでは最後ペッ出しておしまい!コップも使いません。すすぐ人は水道から直接水を吸って一回くらいぺッとやっておしまい!

アイメイクガッツリの女の子は、帰宅するとコットンにメイクアップリムーバーを含ませたもので目元を一拭きしておしまい!そのあとは「おやすみ〜」と寝床につきます。

日本だと、アイメイクを落としたあとはメイク落としで洗顔し、洗顔料でさらに洗顔するというダブル洗顔が当たり前です。すすぎは入念に。洗面所がびちゃびちゃになるくらい何度もすすぎます。

話は食器洗いに戻りますが、手洗いだけでなく、食洗機の使い方も大胆です。

カナダで使う食器は4種類しかありません。ボウル(朝食のシリアル用)、小さい丸皿(トースト用)大きな丸皿(夕食用)、コーヒーカップです。

一回の食事で出る洗い物が一人一枚のお皿ぐらいです。これを業務用サイズか!って言うぐらい大きな食洗機に入れます。なので家族4人でも朝から晩までの食器を入れても食洗機はいっぱいになりません。そして、食洗機はいっぱいになるまで回しません。

と言うことは・・・。2日目、3日目となることもしばしば。3日間回されていない食洗機を開けるときはちょっとした勇気が必要です。「よし!」と気合を入れて、息を止めて食洗機を開け、素早く食器をセットして閉じるのがポイントです。スピードが命です!

ちなみに食器はラザニアでも、パスタでも予備洗いはしません。食べ終わったらそのまま食洗機へGO!洗い残しあっても気にしない!

いいですね、大らかな国、カナダ大好きです!

カナダでは本当に家事を手伝うようなことは何もなかったです。

平日は残業をせずに早く家に帰り、30分くらいで夕食の準備をし、早めの夕食を食べ、お皿は食洗機にそれぞれ入れたらおしまいです。子ども達は宿題はないので、テレビを少し観たら早めに寝ます。

大人達は子どもが寝たあとはゆっくりポップコーンを食べながら映画を観たりして早めに寝ます。洗濯掃除は週末にまとめてするので、ゆったりとして平日を過ごしています。

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