ターキーはおせち料理!?

食べ物

みなさん、おせち料理は好きですか?

う〜ん。。。特別好きでもないけど、嫌いでもない。おせち料理は作るのも大変だし、どうせなら好きな料理で新年を祝いたいと思って、一度おせち料理を食べなかった年がありました。だけど、なんかお正月がシまらない!笑 それ以来必ずおせち料理を食べるようになりました。

一年に一度、お正月に食べるから「新しい一年が始まった!」と清々しい感覚になるし、親戚で集まった楽しい思い出も蘇る。年を重ねる程、季節料理のありがたさや慣習の重みを感じるようになりました。おせち料理を年々好きになっている気がします!

この時期、北米では「サンクスギビングデー」という感謝祭があり、大きなターキー(七面鳥)を食べる習慣があります。カナダ🇨🇦は10月の第2月曜日、アメリカ🇺🇸は11月の第4木曜日にあります。ターキーを焼いてご馳走を囲み、普段会わない親戚が集まって、みんなでお祝いをします

定番のターキーディナーの内容なこんな感じです。

  • ローストターキー
  • スタッフィング(角切りパン、セロリなどの香味野菜をスパイスやハーブで味付けし、ターキーのお腹に入れて一緒に焼いたもの)
  • グレービーソース(ターキーの肉汁に小麦粉・塩・胡椒を入れて作ったソース)
  • マッシュドポテト
  • クランベリーソース
  • パンプキンパイ

ターキーは美味しいか?う〜ん。。。お肉はパサついているし、初めて食べた時はあまり好きではありませんでした。手間暇がかかる分、期待値も高くなっていました。しかし、サンクスギビングやクリスマスでターキーを食べる機会が増える度に、だんだん好きになってきました。季節が巡り、スーパーで大きいターキーが売られ始めると、「もうそうな季節かぁ、ターキー楽しみだなぁ😋」となってくるのです。そして、サンクスギビングにターキーを食べないとなぜかシまらない!この感覚って日本のお正月のおせち料理と似ているなぁと思います。

このターキーディナーのクライマックスはターキー入刀の場面です。なぜか、どこの家族もお父さんが大きいターキーにナイフを入れて切り分けてくれるのです。(えー!手間暇かけて作ったのお母さんじゃん!ってツッコミたくなりますが。。)しかも、家長たる雰囲気を醸し出しながら、一番良いとこ取りです。笑 

ターキー自体はとても淡白であっさりとしたお肉ですが、ターキーのグレービーソースが本当に美味しいです。ターキー独自の出汁が出るのでしょうね。ターキー+グレービーソース、マッシュドポテト+グレービーソースの組み合わせは最高です‼️

また、珍しいのがクランベリーソースです。缶詰のものを使う人が多かったです。この甘酸っぱいソースが不思議とターキーにとても合う!そして次の日のお楽しみが✨ターキーサンドイッチ✨です。余ったターキー、スタッフィング、クランベリーソースをサンドイッチにして食べるととっても美味しい!

ローストターキーは一度だけ作ってみたことがあります。友達に教えてもらいながら(ほとんどやってもらいながら)でしたが、とても大変で、もう作ることはしないと固く誓ったものでした。サンクスギビングの時期になると、昔のホストファミリーから「ターキー食べにおいで」と声をかけてもらったり、友達の家でターキーをご馳走になったりしました。人との繫がりを感じる温かい思い出と共にターキーの味が蘇ります。

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