今日のおすすめの絵本はちょっと変わったペンギン🐧のお話です。
「みんな違っていいんだ!」と個性の大切さをユーモラスに教えてくれる、子どもにも大人にも読んで欲しい一冊です!
『TACKY the Penguin』作:Helen Lester 絵:Lynn Munsinger 出版社:Clarion Books
あるところにペンギン🐧が住んでいました。彼の家はとっても素敵な氷の山で、仲間たちと暮らしていました。
彼の仲間の名前は…
マジメちゃん
ラブリーちゃん
エンジェルちゃん
キチントさん
カンペキさん
彼の名前はTacky(ヘンテコくん)です。
Tackyはちょっと変わったペンギンです。
それから、それから…?
絵本のあらすじ
あるところにペンギン🐧が住んでいました。彼の家はとっても素敵な氷の山で仲間たちと暮らしていました。
彼の仲間の名前は…
Goodly(マジメちゃん)
Lovely(ラブリーちゃん)
Angel(エンジェルちゃん)
Neatly(キチントさん)
Perfect(カンペキさん)
彼の名前はTacky(ヘンテコくん)です。
Tacky🐧はちょっと変わったペンギンです。
自由奔放なTacky🐧は仲間の輪を乱してばかりで、ちょっと困り顔の仲間たち。
ドシン🐾、ドシン🐾、ドシン🐾…
ペンギンを狩りにハンター🐻🦊たちがやってきて…!
それから、それから…?
みんな違って、みんないい!
Tacky🐧の仲間たちは、お揃いのリボンをして、立ち振る舞いが礼儀正しくて優雅です。
対してTacky🐧はアロハシャツを着ているし、背中をバシバシ叩いて挨拶はするし、行進の歩数も仲間と合いません。そんな自由奔放でマイペースなTacky🐧が大活躍するお話です。
Tacky🐧のユニークで愛らしい言動は笑いを誘いますが、実は深いテーマが隠れています。
個性ってなんだろう?「個性を大切にしよう!」とはいうけれど、実際には難しい場面もありますよね。説教くさく諭すこともなく、ユーモアを交えながら、個々を認め合うストーリーです。
このお話は輪を乱すTacky🐧を少し煙たく感じていた仲間のペンギンたちが、ハンターに立ち向かうTacky🐧を徐々に認めていきます。最後はTacky🐧に任せるだけでなく、一緒に協力してハンターに立ち向かう場面が素敵です。 ”立ち向かう”とかっこよく言っても、ヘンテコな歌を歌うんですけどね…笑
この絵本は人気シリーズ本です。続編でチア📣やキャンプ⛺️のお話などもあります。
ちなみにこの絵本のタイトル『TACKY the Penguin』の「名前+the 動物」はよく使う表現です。「ペンギンのターキー」という意味です。
主人公Tacky🐧の愛らしさにファンになってしまいます!Tacky🐧の魅力にシリーズで集めたくなる絵本です。

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