エリックカールがくれた素敵な時間

『はらぺこあおむし』は世界中で大人気の絵本ですね。ほとんどのこども園などには『はらぺこあおむし』の大型絵本があるのではないでしょうか。

作者のエリックカールさんは昨年２０２１年にお亡くなりになりました。当時のニュースでも伝えられていて、勤務先のこども園に行くと４歳の男の子が「先生！『はらぺこあおむし』の人が死んじゃったんだって。でももうおじいさんだったんだって。」と教えてくれました。その男の子は『はらぺこあおむし』が大好きで、『はらぺこあおむし』のTシャツをよく着ていました。

その子の「もうおじいさんだったんだって。」と言うその子の言葉は、長生きして９１歳の人生を終えたエリックさんの死を、悲壮感や恐怖感なく受け止めているように感じました。そのように朝のニュースを観ながら保護者が伝えてくれたのだと思います。大好きな絵本の作者に想いを馳せ、そしてその子なりの追悼の想いが溢れているように感じました。エリックさんが子ども達の心に残してくれたものは偉大だなと感じました。

エリックさん特有のカラフルなコラージュの絵本はいつ見てもワクワクしますね！あおむしがアイスクリーム🍨もペロペロキャンディー🍭も食べちゃうのも、一気に美味しいものを平らげていくのがとっても楽しい！そして羨ましい！笑　『はらぺこあおむし』はダントツで有名ですが、他の本も大好きです。

エリックさんが残してくれた、たくさんの絵本を子ども達に伝えながら、素敵な時間をこれからも一緒に過ごしていきたいですね。