もうすぐクリスマスですね🎅🏼 クリスマスはカナダ人🇨🇦にとって日本人のお正月みたいなもの。親戚や家族とのんびりゆっくり過ごす大切なイベントの一つです。
カナダ🇨🇦では、この時期になると大きなモミの木を買いに行って、クリスマスデコレーションをします✨ そしてその木の下には、プレゼントを置きます。クリスマスに向けて日に日にプレゼントが増えていく様子はとてもワクワクします！
この時期から、カナダ人はそわそわし始めます。何か欲しいものがあるか、さりげなくリサーチして（結構勘づかれる）、こっそりプレゼントを買ってきて、こっそりラッピングをして（とても苦戦をして笑）、ツリーの下に飾ります🎁
プレゼントのラッピングはお店はしてくれません。包装紙やリボンを買ってきて、自分でしなくてはいけません。センスと器用さが問われますが、ちょっとグシャとなっているプレゼントもご愛嬌です笑
もし、日本の販売員さんがカナダに行ったら…⭐️ ショッピングモールの一角にラッピングコーナーを設けたら、間違いなく大行列が出来るでしょう！あの速さで綺麗にラッピングする様子にカナダ人は脱帽すると思います！
プレゼントにはシールやタグをつけて贈り先と贈り主が分かるようにします。クリスマスカードを添えたりもします。カナダ人にとってクリスマスカードは日本の年賀状みたいなものです。友人や同僚とクリスマスカードを贈り合ったり、遠方に住んでいる親戚や友人にはクリスマスカードを郵送します。
ちなみに、カナダ人はプレゼントを開ける時、ものすごい勢いでビリビリと包装紙を破りながら開けます😂 頑張ってラッピングしたのにと悲しくなりますが、悪意はないので気にしないでくださいっ！
ここでやっと本題に入りますが、私がカナダで驚いたことの一つに返品制度があります。返品に寛容すぎて、日本の感覚だと本当にいいの！？っていうレベルです。レシートは必須ですが、衣料品は一ヶ月以内なら大丈夫でした。ニット帽のタグを取ってしまったことがありましたが、返品出来ました。日用品でも封を開けても返品出来ることが多かったです。ただ、今はコロナ感染症の影響を受け、返品基準は厳しくなっているようです。
なんと、プレゼントも返品・交換出来るんです！例えば、プレゼントには、サイズが分からないと洋服は難しいですよね。プレゼントする時には「ギフトレシートを下さい」と言えば、値段が載っていないレシートをくれます。そのレシートとプレゼントを一緒に贈ります。実際、私のホストシスターはクリスマスプレゼントにパジャマをもらって、後日、本人のサイズと好みの色に交換していました。
ところで、皆さんはプレゼント選び好きですか？それとも苦手ですか？私はとても好きです。カナダ人があれこれ考えながら丁寧にプレゼントを選ぶ姿を見て、プレゼントはモノを贈るだけではなくて、選ぶ時間も含めてプレゼントなのだと感じるようになりました。
私は感動して泣いてしまったプレゼントがあります。ホームステイをやめ、初めての一人暮らしをしようという時に、ホスト母👩🏼🦱からプレゼントをもらいました。それはロールキャベツが入ったジップロックのコンテナーでした。私は、ホスト母が作るロールキャベツが大好きで、いつも美味しい美味しいと言っていました。ホスト母は「あなたがロールキャベツ好きだったから。コンテナーは一人暮らしでは必需品だから、食べ終わったら毎日の自炊に使ってね。」と渡してくれました。
その日の夜は、暗いアパートで一人、ホスト母のロールキャベツを食べました。涙が溢れてきました。優しさが心に染みるということを初めて知りました。
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