夏休みはキャンプ🏕️に行く人はいますか?
近年のキャンプブーム🏕️で、さらにキャンプ🏕️好きは増えていますね。
今日紹介したい絵本はこちら!
『Pete the Cat GOES CAMPING』 作:James Dean
ネコのピートは初めてのキャンプに行きます。忘れ物はないかな?出発!!
絵本のあらすじ
ねこのピートは家族でキャンプ🏕️に行きます。始めてなので、ピートはとっても楽しみ!
キャンプ場は深い森の中。ピートとボブは木の枝を探して、あとでキャンプファイヤーに使います。
ハイキングに行ったピートとボブはいろんな動物の足跡🐾を見つけます。「何かすごいもの見れるかな?」「多分ね」と2人。
キャンプファイヤー🔥でスモアを食べた後にみんなで話していると、ボブはとーーーても怖くて、とーーーても毛むくじゃらの巨人の話をします。その巨人は森に住んでいるらしい。その名はビッグフット👣。
「ビッグフット👣ってこの森にも住んでいるのかな?」とピートはドキドキ。
ピートのお父さんは「ビッグフット👣が本当にいるとしたら、きっといい人でスモアも好きなはずだよ。」と教えてくれたので、ピートはスモアを一つ残してテーブルの上に置くことにします。
さて、もう寝る時間!ピートは寝袋の中に入るもなかなか寝付けません。辺りは真っ暗で音がとりわけ大きく聞こえます。
ヒューーー💨!「なんの音!?」とびっくりするピートに「風の音だよ。」とボブ。
森の中は、虫のさえずり🦗やフクロウ🦉の鳴き声。気になって、ピートはなかなか寝られません。
そんな時、バキバキッと音が。隣ではボブはもう夢の中。またバキバキッ!ビッグフット👣?ピートは外を見たけれど、暗くて何も見えません。
翌朝、ピートがスモアを置いておいた場所を見に行くと、スモアがなくなっていて、ビッグフット👣からお礼の手紙が置いてありました。
どんな時もポジティブ!ねこのピート!
この絵本は「I Can Read Books」という子どもたちがリーディングを楽しむためにHarperCollins出版社が1957年に作りました。リーディングのステージが分かれていて、子どものレベルに合わせて選べるようになっています。人気の作家やイラストレーター、キャラクターなどとコラボして絵本を出しています。
この絵本は、その中でレベルが「I Can Read! Beginning reading1」で5段階のうち、下から2番目のレベルです。このレベルのコンセプトは「短い文、慣れ親しんだ単語、自分で読もうとする子ども達のためのシンプルな内容」となっています。
ねこのピートは『Pete the Cat : I Love My White Shoes』で大人気となり、今ではシリーズ化されてたくさんの本を出しています。その中で、「I Can Read!」でもシリーズ化されています。一躍有名となったこの絵本は過去のブログで紹介しています。
いろんなねこのピートの絵本を読んで思うのですが、いつだって彼はポジティブ🎸!(なぜ、ギターかというと、彼はロックンローラーだからです 笑)
お兄ちゃんのボブから教えてもらったビッグフット👣の話にちょっと怯えながらも、お父さんの「ビッグフット👣が本当にいるとしたら、きっといい人でスモアも好きなはずだよ。」の言葉にスモアをテーブルに置いておきます。でも夜中、森の音に怯えているピートはなんだかとっても可愛らしい。
ビッグフット👣からのお礼の手紙に喜ぶピートは「見た目が変わっているからって、怖いとは限らないよね」と悟ります。夜の間ビクビクしていたピートとは大違いです。笑
ねこのピートに出てくる登場人物は、なんだか平和でみんな優しんです。だから安心してみれます。最後のページ、木の陰から何やら大きな目が2つ👀こっちをみています。ビッグフット👣かな?彼はとても恥ずかしがり屋さんかもしれません。
そういえば!スモアは知っていますか?これはキャンプファイアーする時の定番おやつです。木の棒に大きいマシュマロを刺して焼いて、黄金色のいい焼き目がついて中がとろとろに溶けたマシュマロをグラハムクラッカーとチョコレートに挟んで食べるおやつです。英語圏の子ども達が大好きなおやつです!英語ではS’moreというちょっと変わったスペルです。スモアについても過去のブログに書きました。
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