カナダ名物 Icewine

食べ物

今日は子どもの日🎏ですが、大人向けの話題です。PG20です!

カナダ🇨🇦というと、メープルシロップ🍯やサーモン🐟を思い浮かべる人が多いと思います。

実はあまり知られていないカナダ名物があります。

Icewineです!カナダ🇨🇦はフランス🇫🇷やイタリア🇮🇹などのヨーロッパ、カルフォルニア🇺🇸などに比べ、ワインの名産地として有名ではないので、意外ですよね。

でもカナダでしか作れない美味しいワインがあるのです!

アイスワインと聞いて、「あれでしょー!居酒屋で出てくるカチ割りワイン!」と氷で冷やしたワインを想像した方はブブブー、不正解です。ああいうタイプのワインはiced wine(氷で冷やされたワイン)なので、icewineとは名乗れません。

icewineは偶然生まれた!?

カナダ🇨🇦のicewineの始まりは1972年ドイツ移民がカナダの西部ブリティシュコロンビア州で作りました。寒波❄️でワイン用の葡萄🍇が凍ってしまい、それを絞ってみたところ、糖度が高い美味しいワイン🥂になりました。怪我の功名とはこのことで、ダメだ〜!という時に限って、ものごと好転する時が多々ありますね。

icewineの定義は国や州によって違いますが、カナダのicewine自然に凍った葡萄を使用します。なので人工的に凍らせた葡萄で作るワインはicewineと名乗ることが出来ません。冬は氷点下になる寒い地域でしか作れない貴重なワインということなんです。

実際、他国の人工的に凍らせた葡萄で作られたアイスワインを飲んだことがありますが、おいしさは歴然の差でした。やはり自然が作り出すものにはかないません。

icewineはどんなワイン?

icewineは糖度が高いのでデザートワインとしておすすめです。少量でもしっかりと満足感を得られます。普段、お酒は辛口派の私ですが、icewineは美味しく飲めます。甘いですが、甘ったるくないワインで、口に広がるフルーティーな香りがとても良いです。

また、ワインが苦手な方にもぜひ飲んでみて欲しいワインです。きっとワインの概念を覆されると思います。ただアルコールが弱い方は少し注意が必要です。甘くて可愛らしい味だけど、度数はきちんと10%前後と通常のワインとそう変わりありません

本当に美味しくて日本では滅多にお目にかかれない珍しいワインなので、お土産✈️やプレゼント🎁におすすめです。

icewineを買うときに気をつけるポイント!

icewineは通常の製造方法と比べると、手間暇が掛かる上、凍結している分、果汁も少ししか取れません。ということは高級品なんです!細ーい瓶に入って、普通のワインの3〜5倍くらいの値段がします。

こんなに珍しくて高い買い物、失敗したくはないですよね。私はカナダの酒屋さんでicewineを買った時に、ソムリエでもなんでもないレジのおばちゃんに教えてもらったことがあります。

icewineはこのロゴが付いているものを買いなさい」とそのロゴを見せられました。

それはVQAVintners Quality Alliance:ワイン醸造者品質同盟)のことです。

この厳しい品質管理をしたものしかこのロゴをつけることが出来ません。ワインのラベルのわかりやすいところに表記されているので、このロゴがあるものの中からicewineを選ぶのが良いと思います。

お酒を買う時は注意しよう!

ところで、カナダではお酒に関してはとても厳しい国で、お酒は基本的にliquor store(リカーストア)に行かないと買えません。その際は身分証🪪が必要で、パスポートや運転免許証などの提示が求められます。

日本のように自販機(最近はあまりみなくなりましたが)や、スーパーマーケットなどちょっとしたところで買えないので注意しましょう。

また、お酒にかかる酒税がとても高い💸のです。しかも外税なので、お店で商品を選ぶ時と、会計後の支払額があまりにも違うのでびっくりします。日本人だからってぼったくられているわけではありません。

この税金がとても複雑です。お酒を買うと下記の2種類の消費税がかかります。これもPSTは州によって税率が異なります。

GSTGoods and Service Tax 国の消費税)+ PSTProvincial Sales Tax州消費税)

カナダでは消費税が細かく分類されています。感覚としては生活必需品は税金が低く、趣向品になるにつれて高くなるという感じです。

州をまたいで旅行する時は、どこで買うと一番お得か下調べをするといいかもしれません♪

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