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選挙、行っていますか?政治に関心を持っていますか?

大事なことは3回言います。VOTE! VOTE! VOTE!

今、選挙権は20歳から18歳に引き下げになりましたね。

これからの日本を支えていく若者が政治に関心を持って、真剣に考えて、一票を投じてくれたらいいなと思います。

選挙に行かなかった若い時の自分

私はそんな偉そうなことを言える身ではなく、若い時は政治に興味関心もなければ、日本に帰国してから選挙権があるにも関わらず、行かなかった時期があります。

それは本当に今でも後悔しているし、反省しています。ですが、そうしてしまった理由もあります。

私の親は、いつも新聞を隅から隅まで読んで、いつもニュース番組を観ているような人でした。(今も健在です!👨🏻‍🦳👵🏻)いつも「これから、ああなってこうなるから大変だぞ!」といつも言われていて、自分の力でどうしようもないことを脅されているような感覚でした。

親としては、子どもに注意喚起をしていて、世の中のことを教えようとしてくれていたと思いますが、当時の私には、なんとも暗い未来しか待ち受けていないように感じてしまいました。

当時の私は「このままではダメだから、政治に興味関心を持って学んで、大変なことにならないように責任を持って一票を投じていく」のではなく、「政治に期待してはダメ、どうせ何しても変わんないんでしょう。長い物に巻かれるしかないのよね。」という考えが芽生えてしまっていました。臭い物には蓋する、そんな感覚で政治も選挙も他人事と捉えていました。

でも、大人になればなるほど分かります。あの時、親が必死で教えようとしてくれたことが。

政治の話はなんでタブー?

私がカナダ🇨🇦に留学していた時、カナダでは政治の話は活発に行われていました。

ちょっと印象的だった出来事があります。市内に優秀な大学があり、その大学に用事があった帰りのバスの中での話。後方の座席に座っていた大学生らしき若者たち数人が熱心に討論していました。全然何を言っているかわからなかったのですが、選挙の時期で、党や政治について話しているのだけは分かりました。

その時は「さっすがー!あの大学の学生だけあってかっこいい!」と思ってしまった若かりし時の私。今思えば、おそらく大学で政治学を学んでいるわけでもなく、特別政治に興味があるわけでもなく、かっこいいことでもなく、有権者として、ごくごく普通のことだったんですね。

私とたいして歳の変わらない大学生が熱く議論をしているのを見てとても印象的でした。

私が実習でお世話になった保育園は保育士が3人だけのアットホームな園でした。それでも、選挙の時期は活発に議論していました。3人それぞれが意見を言い合っていて、同調しているのではなく「う〜ん、でも私はあの党は支持しないな、だって〜だから。」などと反対意見もきちんと話していました。ここでも話にはついていけず傍観しているだけでしたが。

インターナショナルスクールで働いていた時も、アメリカ人の同僚が数人いて、ちょうどトランプ氏は初出馬する時だったので、話題は持ちきりでした。立候補した表明した頃は、「メキシコとの国境に壁を作るんだってよ!🤣」なんて言って笑い合っていましたが、まさか本当に当選するとはその時は思ってもみませんでした。

日が増すごとに、同僚たちの選挙の一票に対する思いを目の当たりにするようになり、私はここまで真剣に考えたりしたことがないのではと恥ずかしくなりました。

ちなみにアメリカのセレブリティーと言われる有名人たちは、政治的発言や支持している政党を公言したりしていますね。

日本だと有名人が政治的発言をすることはあまりないし、日常生活でも同僚や友達と政治や選挙の話ってしにくいです。ちょっとタブーなところがありますよね。そこは宗教の問題があるのかなと思います。

私の小学校の同級生は、その子が他県に引っ越し後もしばらく選挙の時期になると保護者から電話がありました。特に仲が良かったわけでもないのですが、いわゆる一票のお願いです。

また、ある時はバイトの説明会で知り合ったすごく感じ良い女性に「私、留学に興味があるの。この後お茶でも行きません?」と言われてヘイコラついて行き、散々カナダ留学の話をした後(良かれと思って…😭)最後に、ある方の写真を見せられ、「今度の選挙は〜」と言われたことがあります。すごく顔が引きつりながら、用事があると急いで帰ったのを思い出します。

私は特別何かを信仰しているわけでもないし、特定の政党を支持しているわけでもありません。同時に何かを熱心に信仰している方達を否定しているわけではありません。カナダ生活を通じて、宗教を信仰していると精神的に支えになるのだなという場面を多く目にしてきました。

ただ、信仰と政治は別だと思っています。

この二つが一緒になっていることがあるから、政治の話はフラットではなくなり、勘違いされたくはないから身近な人と活発な議論をすることがなくなり政治に興味がなくなり次第に考えることをやめてしまうのではないかと思います。

私はカナダで見たあの時の大学生みたいに、フランクにバスの中でも政治の話を出来るような日本になったらいいなと思っています。身近な人と身近な政治について話すことで、明日を変えられるのは我々の一票かもしれないという国民の責任を肌で感じられるのではないかと思います。

特に若年層からすると、遠い世界の政治の話はしたことがないのに、18歳になっていきなり選挙権があります、選挙に行きましょう!と言われても、どこに、誰に、入れていいのか分かりません。

私は日本の投票率の低さは異常だと思っています。そして政治への関心の低さも異常だと思っています。

政治は私たちの毎日の生活と密接に関わっています。そしてそれが明日、未来へと大きく関わっていきます。未来を生きる子どもたちには暗い未来ではなく、希望を持てる未来を残していきたいです。

大切なことは3回言いますVOTE! VOTE! VOTE!

選挙に行きましょう!

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