就学前におさえておきたい基本的生活習慣

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年も明け、この時期になってくると年長の子どもたちはドキドキ、そわそわしてきます。

いよいよ、小学生になるんだ!という期待と不安が入り混じり、子ども同士の会話でも小学校の話題がよく上がるようになります。

勉強できるかな?」「足し算と引き算のプリントやってるよ!」とやっぱり勉強の方も気になるようです。やっぱり、勉強のことは子どもも保護者も気になるかと思いますが、保護者には、ここは今一度お子さんの基本的生活習慣を見直してみてほしいと思っています!

基本的生活習慣とは保育士がよく使う用語ですが、下記の5項目のことです。

  1. 食事
  2. 睡眠
  3. 排泄
  4. 清潔
  5. 衣服の着脱

食事

お箸の持ち方は正しいですか?お箸は正しく持てないと、鉛筆も正しく持てていない可能性があります。まずは鉛筆を正しく持つことから教えるといいと思います。それに慣れたら、徐々にお箸の正しい持ち方を教えてきましょう!お箸の長さが子どもの手の大きさに合っていないと持ちづらいです。お箸の長さや滑りやすい素材ではないかを確認してみましょう。

好き嫌いはありますか?今の時代は無理矢理全部食べさせることはないです。しかし、食べられるものがない嫌な給食の時間よりも食べたいものが沢山ある楽しみな給食の時間になると子どもにとっても良いですよね。また、だらだら食べてしまう子には、時間を決めて食べる練習も必要かもしれません。

食物アレルギーがある子は、こども園や幼稚園などでは除去食が多いと思います。小学校でも除去食になると思いますが、今までと違い大人の配慮の仕方が違うかもしれません。子ども自身に「○○アレルギーがあるから、これは食べられない」という危機感を持って、自分自身で確認する意識を持たせるのが大切だと思います。

睡眠

生活リズムは整っていますか?夜型🌙の場合は今のうちに朝型☀️のサイクルを作ってスムーズに小学校生活に移行できるようにしましょう。また、朝食抜きは集中力低下に繋がります朝ごはん🍳、排泄🧻の時間をしっかり確保できるように整えましょう。

こども園時代に、子どもの睡眠に関しての研修を受けたことがあります。その先生は今の子ども達は睡眠時間が圧倒的に足りていないとおっしゃっていました。朝型のリズムを整えようとするときに早く寝かしつけようと思いがちですが、まずは早く起きることから始めたほうが簡単だとおっしゃっていました。確かに、、、早く起きてしまえば、その日はもう体がもたなくて早く寝てしまいますからね・・・笑。

排泄

ここはすごく大切です!日中、まだお漏らしをしてしまうお子さんはいませんか?(私はこの年齢でのおねしょは気にしていません)遊びに夢中になって、トイレをギリギリまで我慢してしまうなどしていませんか?小学校は休み時間にトイレに行くようになります。見通しを持って行動出来るようにしましょう。

うんちの時は保護者が拭いてあげている、なんてありませんか?就学前にちゃんと拭き方を練習してみてください。ちゃんと拭けていないと匂いが残ってしまったり、痒くなってしまったりします。また女の子の場合はバイキンが入ってしまうので前から後ろが基本です。お漏らしもですが、恥ずかしい思いをするのは本人子ども達です。子ども自身が失敗で劣等感など持ってしまう前に排泄に関してはよくみてあげて欲しいと思います。

私は昨年、年長の担任でしたが、心配な子がちらほら。トイレから「拭いてください」って大声で呼び出されることも。。。子ども達には「僕、私、いつも夜出るから大丈夫!って思っている人いない?うんちはいつしたくなるか分からないし、絶対我慢しちゃいけないからね!」と自分の小学校の頃に、排泄を我慢して病院送りになった恥ずかしい実体験を力説しました。笑

男の子は立っておしっこをする練習も必要だと思います。また男女ともに和式の使い方も慣れておくといいと思います。外出先で和式のトイレを探してみるといいと思います。慣れておくことで小学校の和式のトイレもスムーズに使えるようになりますね。

今日は特に気になる3つの項目について書きました。あまり説教臭くなってしまうのも嫌ですが、保育士だった頃に意外とこの基本的生活習慣の大切さは保護者に伝わっていないんだなという思いがありました。

これは私の一個人の感覚ですが、勉強はいくらでも後から挽回できますが、このような基本的生活習慣がうまく確立していないと、恥ずかしい思いをしたり、不安だったりするのは子ども達です。子ども達には、小学校生活を堂々と楽しく自信を持って送ってもらいたいです。

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