こども英語教室のレッスンでは、レッスン冒頭は月や曜日、天気などを確認します。
どの教室でもこどもたちがよく間違えるのが、
曜日を聞くと「Sunny.晴れ」
天気を聞くと、「Sunday.日曜日」
ふたつの言葉はとても似ているし、元はSun☀️からきている言葉。
「似ているよね!実はこの2つは間違える子がとても多いんだよ。」と伝えています。
そんな時、博識なA君が「曜日は惑星🪐の名前と関係しているんだよ。Sundayは太陽のSunで、Monday はMoonからきている。」と教えてくれました。「えー!そうなの!?知らなかったーっ!」と返しました。
皆さんは知っていましたか?曜日と惑星のカンケイ。私はAくんのおかげでつい最近知りましたが、30年前に知っておきたかったー!だって中学校で初めて英語を習った時、とにかく曜日を覚えるのに苦労しましたら!
曜日と惑星を当てはめてみよう!
それでは太陽系惑星🪐と当てはめてみましょう!
- Sunday–Sun 日曜日ー太陽
- Monday–Moon 月曜日ー月
- Tuesday–Mars 火曜日ー火星
- Wednesday–Mercury 水曜日ー水星
- Thursday–Jupiter 木曜日ー木星
- Friday–Venus 金曜日ー金星
- Saturday–Saturn 土曜日ー土星
日本語の場合はそのまま曜日の「最初の文字+星」だから簡単ですが、英語だとちょっと難しくなりますね💦
英語の場合、Sundayは太陽のSun, Mondayは月のMoon, Saturdayは土星のSaturnからきているので、覚えやすいですね。しかし、問題なのは火曜日〜金曜日!なんじゃそら?と言う感じです。
火曜日〜金曜日はローマ神話、北欧神話からきている神の名称が由来です。その上、ラテン語やらゲルマン語やら色々混ざっています。昔の言葉のため、英語離れしたスペルと発音の難しさを感じます。
ですが、単に7曜日を丸暗記するのではなく、関連性を考えながら覚える方が覚えやすいですね。
TuesdayとThursdayはトリッキーな曜日
発音ですが、やはり難しいのがTuesdayとThursdayです。スペルも似ているので、レッスンで復唱してもらう時はこんな感じになります。
👩🏻🏫:Monday
🧒🏻👧🏻👦🏻:Monday
👩🏻🏫:Tuesday
🧒🏻👧🏻👦🏻:Tuesday
👩🏻🏫:Wednesday
🧒🏻👧🏻👦🏻:Wednesday
👩🏻🏫:Thursday
🧒🏻👧🏻👦🏻:Tuesday
👩🏻🏫:!? Thursday!
🧒🏻👧🏻👦🏻:Tuesday!
となぜかThursdayはTuesdayと復唱されてしまいます。ちょっと不思議な現象です笑 最初は小学生は英語のスペルを追って読んでしまうからかなと思っていました。しかし、英語を読めないため、聞いたままを綺麗に発音してくれる未就学児でもこの現象は起きます。
しかし、毎レッスン曜日の復唱をしていると、自然に正しい発音になっていきます。そのため無理に最初から訂正することはしません。やはり私たち日本人にとってThursに置き換えられる発音は日本語にはないので難しいのですね。
「thは舌を歯に挟んで…」と中学校の英語の授業では教えられたものですが、thの発音を意識するほど不自然になってしまいます。Thursdayの発音に苦戦している小学校高学年の子には「う」の口で「サーズデイ」って言ってみるように伝えています。そうするとThursdayの発音に近づきます。日本語と英語では口や舌の動かし方が異なります。まずはたくさん話して、口の動きに慣れることが英語上達へのいちばんの近道ですね!
コメント