8月も下旬に差し掛かり、そろそろ夏休み😎も終わりですね。。
私の周りでは、明日から新学期🏫という子どもたちがちらほら。
今日紹介したい本はこちら!
『Pete the Cat Rocking in My School Shoes』 作:Eric Litwin 絵:James Dean
『ねこのピート はじめてのがっこう』 訳:大友 剛
ねこのピートはお気に入りの靴を履いて学校へ行く!ロックンロールなピート!
絵本のあらすじ
ねこのピートは赤い靴を履いて、スクールバス🚌に乗って学校へ行く!
そしてこの歌を歌う🎸「学校の靴を履いて俺はロックだぜ〜!」
学校では、教室で名前を書いたり(「Pete the Cat ねこのピート」と書いています 笑)
図書館で西部劇の本を読んだり(渋〜いっ👍)
ランチルームでランチを食べたり、
校庭で滑り台をしたり、
友達と歌ったり、
絵を描いたり、
足し算をしたり、
書き方練習をしたり、
そしてスクールバスに乗って帰宅。
ピートのお母さんが「今日は学校どうだった?」と聞くと
「学校の靴を履いて俺はロックしてきたぜ〜!」🎸と歌う。
やっぱりロックなピートはかっこいい!
図書館やランチルーム、校庭など、学校のいろいろな場所にいったピート。
新しい場所に行くたびに「ピートはどこ?」「不安かって?」「んわけないじゃーん!」というやりとりが繰り返され、その後ピートは歌います🎸
”I’m rocking in my school shoes.” このrocking の部分が場所に合わせて下記のように変化していきます。
- 図書館📚 I’m reading in my school shoes
- ランチルーム🥪 I’m eating in my school shoes
- 校庭🛝 I’m playing in my school shoes
- 音楽🎸の時間 I’m singing in my school shoes
- 美術🎨の時間 I’m painting in my school shoes
- 算数🔢の時間 I’m adding in my school shoes
- 国語🔤の時間 I’m writhing in my school shoes
使われている英語はとても簡単ですが、日本語に変換するのがとても難しい。このピートの世界観、ロックンロール🎸観をどうやって日本語に落とし込むのか。そこがポイントになるのだと思います。
日本語訳では「はじめてのがっこう」というタイトルです。原文にははじめての学校という記述はないのですが、内容を読めば、おそらく学校初日なのだなということが分かります。
初日から、不安で心配そうな態度を取ることなく、いつだって堂々としていて、ロックでかっこいいピート!
だけど、私なりの考察で気付いたことがあります。
クラスメートの友達も、先生もみんな靴を履いていません。でもピートだけは真っ赤のハイカットの靴を履いています。そして、歌には全て”in my school shoes“とあります。絵本では、このschoolの文字が赤や黄色や緑の太字で強調されています。
もしかしたら、この靴がピートにとってのお守りだったのかなと思います。はじめての学校で、ちょっと不安だけど、このイカした靴を履いてたら問題ないぜ!的な。
ピートだって、決してスーパーキャット(スーパーマンのねこ版)なわけではなくて、お気に入りの靴を履いて自分を奮い立たせているのかもしれません。
さあ、明日から新学期!休み明けの学校ってちょっとドキドキしますよね💦 ちょっと不安な子はお気に入りを身につけて、ロックに乗り切ろう!きっと大丈夫だよ!!!
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