【こども英語教室】くしゃみをしたら…?知っておこう!くしゃみのマナー

英語

この時期は感染症が流行ったり、春に向けて花粉症の人はくしゃみが出始めたりする時期ですね。
そんな時期が来る前にぜひ知っていてほしい英語のフレーズを紹介します!

くしゃみをしたら…?

日本ではくしゃみをしたら…。何もしませんが、
英語圏ではくしゃみをすると一連の流れがあるので覚えておくと便利です💡

👧🏻:Achoo! (ハックションという擬声語です)「Excuse me.」失礼
👦🏻:「Bless you.」神のご加護がありますように
👧🏻:「Thank you.」ありがとう

まず、くしゃみをしたら「失礼・失敬」という軽い謝罪の意味を込めて「Excuse me.」と言います。「Excuse me.」を多く聞きますが、「Pardon me.」という人もいます。くしゃみした後に何も言わないとマナー違反に感じるので、必ず何か軽い謝罪の言葉を添えるようにしましょう。

すると、くしゃみをした人の近くにいる誰かが「Bless you.」と言います。これは「God bless you.(神のご保護がありますように。)」を略した言い方です。宗教を意識した使い方ではないので、英語圏ではあまり気にすることもありませんが、キリスト教以外の敬虔な他宗教信者には使わない方が無難です。

Bless you.」は英語圏であれば、知らない人たちの間でも誰かしら言ってくれます。例えば、一人でバスに乗っている時にくしゃみ🤧をしてしまったら、小さい声でも「Excuse me.」と言います。

すると、隣の席に座っている人あたりがきっと「Bless you.」と言ってくれます。笑
そしたら必ず「Thank you.」と返しましょう!

逆に誰かがくしゃみをして、誰も何も言わないととても悲しい気持ちになるので「Bless you.」と言ってあげるようにしましょう!

このやりとりを知らないと、英語圏に旅行に行った時など「知らない人にいきなりBless youって言われた。なんで?」とThank youを言えなかったりするので、知っておくと便利です。

そもそもくしゃみをしたらなぜ「Bless you.」というの?

いくつかの説があります。

  1. くしゃみで魂が抜けると信じられていた
    • くしゃみをすると体から魂が抜けてしまうため「Bless you」と言うことで、その人の魂を守り、再び体に戻るように願った。
  2. 病気や悪霊からの守護するため
    • 中世ヨーロッパでは、くしゃみが病気や悪霊の兆候と考えられていた時代があり、神の加護を願い、病気や悪霊からその人を守ろうとした
  3. 健康を祈る意味
    • 単に健康や幸運を祈る意味で「Bless you」と言うようになった

現代では3の意味合いで使われているのが一番多いと思います。Bless youを日本語に訳すと「神のご加護がありますように」となりますが、実際には「お大事にね」程度の訳がピッタリだと思います。

私の英語教室では、「くしゃみをすると良い妖精が体から抜けていってしまうから、また戻ってくるようにおまじないをかけるんだよ。」と伝えています。

最初のうちは「Bless you.」と言っても「?」と言う表情の子どもたちでしたが、次第に「Thank you.」と言ってくれるようになりました。

日本で生活する分にはくしゃみの一連の流れを知らなくても困ることはありません。ですが、今はインバウンドで外国人観光客も多くなっていますし、海外旅行をする際はこのことが頭に入っていると、現地での人とのやりとりがスムーズになるのでぜひ覚えておきましょう💡

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