もうすぐサンクスギビングデーです!
カナダ🇨🇦のサンクスギビング🦃は10月の第2月曜日、アメリカ🇺🇸は11月の第4木曜日です。
そんな季節の祝日に合わせて読みたいおすすめの絵本はこちら!
『Thanksgiving Is Here!』作:Diane Goode 出版社:HarperTrophy
太陽が昇る頃、おばあちゃんのうちでは…
ターキーがオーブンに入れられて…
ドアのチャイムが鳴ります。
それから、それから…?
絵本のあらすじ
太陽が昇る頃、おばあちゃんのうちでは…
ターキーがオーブンに入れられて…
ドアのベル🔔が鳴ります。
ピンポーン🔔 マギー👧🏼だよ、それにピーター🧒🏼とお母さん👩🏼とお父さん👨🏼とそれに赤ちゃんのジャック👶🏼
サンクスギビングのお手伝いに来たよ。
みんなでじゃがいも🥔の皮をむいたり、生地を伸ばしたり🥖。
みんなでサンクスギビングの料理をするのが好き。
ピンポーン🔔
次々に親戚や友達がやってきて。
ソファ🛋️をこっちに、ピアノ🎹をあっちに。
サンクスギビングでは広いお部屋が必要だからね。
ピンポン、ピンポーン🔔
それから、それから…?
朝から大忙しのサンクスギビング!最後はほっこりあったかい気持ちに。
朝から大忙しのおばあちゃんのうち。
おばあちゃんとおじいちゃんは早起きしてサンクスギビングの準備で大忙しです。
そんな一家の1日を絵本を通してそっと見ているような絵本です。
サンクスギビングって実際どんなことをするの?どんなものを食べるの?どんな雰囲気なの?というのが分かる絵本です。
読んだ後、みなさんどんな印象を受けるでしょうか?私は日本のお正月🎍と似ていると思いました。遠方からも親戚や家族が久しぶりに集まりご馳走を囲み、”Yackety-Yak!(ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ)”とおしゃべりが止まりません。
優しい雰囲気の絵とシンプルな文章ですが、このサンクスギビングの絵本にはたくさんの物語が詰まっています。丁寧に、繊細にその様子が描写されています。
- 親戚の子どもたちが時間が経つごとに仲良くなっていく様子👦🏼👧🏼🧒🏼
- 代わる代わる赤ちゃんをあやしたり、遊んでくれる親戚たち👨🏻🦳👩🏼🦱👨🏻🦰
- 泣いている赤ちゃんにどうしたらいいか分からない妊婦さん👱🏻♀️
- 毛糸を持ってきて編み物をするおばさん。最後には長〜いマフラーをプレゼントしています!👵🏼
- 親戚をつかまえては、ぼやいてばかりの気難しいおばさん👩🏼🦰
- 読書好きの二人の仲のキューピットとなる💘不思議な男の子👦🏼
- お腹いっぱいになって居眠りしているおじさんのカツラを取っちゃう犬🐕
- その犬を追いかけてお世話する女の子👧🏼
- その犬は実は迷い犬で、近所で探し回っていた親子がいるというオチ!
一人ひとりの表情が豊かに描かれています。みんなで準備をして、ご馳走をたくさん食べたら、大人も子どもも一緒に片付けをやります。そして最後はみんな笑顔で帰路につきます。
みんなが帰った後、おばあちゃん👵🏼とおじいちゃん🧓🏼は靴を脱いでほっとソファの上で脱力します。読者も「おばあちゃん、おじいちゃんお疲れさま。」と一声かけたくなる絵本です。
長いこと会っていない親戚や友達に会いたくなる、心があたたまる一冊です。
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