I Hear a Pickle

ピクルスが聞こえる！？なんかちょっと、ん！？と思うようなタイトルですね🥒

今日紹介したい本はこちらです。

『I Hear a Pickle(and Smell, See, Touch, and Taste It, Too!)』作：Rachel Isadora

鳥が聞こえる。ハチが聞こえる、おっと。うーん、ミミズは聞こえない。それからそれから…。

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絵本のあらすじ

この絵本は五感の絵本です。ページの右上に “MY 5 SENSES: I HEAR. I SMELL. I SEE. I TOUCH. I TASTE” と書いてあって、該当のページの感覚の文字は太字になっています。

HEAR

「ピーチク　パーチク」鳥が聞こえる。
「ブーンブン」ハチが聞こえる。
ミミズは何も聞こえない。

雨が聞こえる。
バーン！雷が聞こえる。
雪が降るのは聞こえない。

SMELL

石鹸のにおいがする。
ママの香水のにおい。素敵なにおい。
ブランケットのにおい。私のブランケット大好き。

赤ちゃんのうんちのにおい。臭い！
お兄ちゃんの臭いスニーカーのにおい。

チーズのにおいがする。くさっ！
風邪引いた時は何もにおいを感じない。ハークション！

SEE

あんな高いところに飛行機が見える。
電気がついていると、見える。
電気が消えていると、見えない！

月が見える。
星が見える。願いごとしよ。

TOUCH

人懐っこい犬を触る。ふわふわ！
私の鳥を触る。やぁ、ルル！
魚は触らない。

ペロペロキャンディーを触る。ベタベタ〜！
卵を触る。おっと！
コンロは触らない。熱いから！

TASTE

スイカを食べる。甘〜い！
プリッツェルを食べる。しょっぱい！
ホットドックを食べる。ん〜😋
オートミールを食べるのを待つ。まだ熱い！

クラッカーを食べる。鳩もね。
ピーナツバター＆ジェリーサンドイッチを食べる。
私はジェリーサンドイッチを食べる。ピーナッツアレルギーあるからね。

ピクルスを食べる。
酸っぱい。
ピクルスのにおいを嗅ぐ。
スパイシーなにおい。
ピクルスを見る。
緑色だ。
ピクルスを触る。
ツルツル滑る。
ピクルスが聞こえる。
カリッ！

五感って何？と言われると説明するのが難しんです。

当たり前にしていることなので、見たり、聞いたり、におったり、触ったり、味わったりは意識しているわけではありません。

しかし、この絵本はとても可愛らしい絵と短文でいろんな五感を説明してくれています。これだったら「あ〜うんうん、分かるわかる！」と共感しながら読み進めることが出来ます。

私がこの絵本の特に好きなところは、日常のなんてない風景も描いているところです。例えば…

”I hear the fridge hum. I hear my cat purr.” ：冷蔵庫がブーンってなってる。猫がゴロゴロ喉を鳴らしている。
夜中に妙に冷蔵庫の音が気になったりって、あるあるじゃないですか？？
“Hooray! Yay! Whack! I hear my hit. I hear cheering.“：「やったー！イエーイ！」カッキーン！ヒットの音が聞こえる。応援が聞こえる。
友達の応援って力になりますね。こういう捉え方がものすごく好きです。
“I smell the rain.“：雨のにおい。
分かるわかる！雨のにおい、アスファルトが濡れたにおい。私はなんともノスタルジックな気持ちになります。
“I don’t see the flower grow!“：花が育つところは見えないっ！
これが不思議な気持ちわかります！私も花が咲く瞬間を見届けたくて、ずっと観察していた子ども時代があります。
“I don’t touch my boo-boo. Ouch!“：イタイイタイは触らない。イタッ！
boo-booは擦り傷のことです。幼児英語ですね。触ったら痛いのに、気になって触っちゃう。
“I don’t want to taste the spinach. I taste the spinach and I like it!“：ほうれん草は食べない。ほうれん草食べたら、美味しかった！
食べず嫌いな子どもが多いですね。ほうれん草の美味しさを知れて良かった！