Duck! Rabbit! AMY KROUSE ROSENTHAL & TOM LICHTENHELD

絵本

今日紹介したい絵本はこちら!

Duck! Rabbit!』作:Amy Krouse Rosenthal 絵:Tom Lichtenheld 出版社:chronicle books

ねぇ、みて!アヒルがいるよ!
あれはアヒルじゃないよ、うさぎだよ。
それから、それから…。

絵本のあらすじ

ねぇ、みて!アヒルがいるよ!
あれはアヒルじゃないよ、うさぎだよ。

冗談言わないでよ。あれはどう見たってアヒルでしょ。
確かにウサギだ。

ほら、くちばしがあるじゃないか。
何を言ってるの?あれは耳に決まってるでしょ。

シンプルな絵でどこまでも議論できる面白さ!

この絵本はニューヨークタイムズ🗽のベストセラー本になっています。

アヒル🪿にも、ウサギ🐇にも見えるシンプルな絵があります。それを見て2人が「アヒル🪿だ!」「ウサギ🐇だ!」と議論している絵本です。

両者は譲りません!アヒル🪿のクチバシの近くにパン🍞があれば、アヒル🪿に見えてくるし、
ウサギ🐇の口もとにニンジン🥕があれば、途端にウサギ🐇に見えてきます。

読者としても「そう言われれば、アヒル🪿に見えるかも…。」「あ〜そうね、ウサギ🐇っぽいわ。」とコロコロと意見を変えざるを得ません。

このアヒル🪿ウサギ🐇の対象物が移動して背景が変わります。
沼地なのか、草むらなのか
飛んでいるのか、跳んでいるのか
水を飲んでいるのか、耳を水についているのか

シンプルな絵だけにどちらにも見えるのです。その着眼点がとても面白いです。

読み聞かせをする時は、子どもたちには最初にどちらに見えるか聞いてみます。面白いのは途中から「やっぱりウサギ🐇に見えてきた!」「アヒル🪿な気がしてきた!」と意見を変えてみたくなるようです。「体が見えればどっちかすぐ分かるんだけどね〜…。」と超現実的な意見も笑

この絵本と同様、みんなでワイワイ言いながら読み進めるのが楽しいです♪

この絵本の結末は「また〜!やるの!?」とプッと笑ってしまうオチがあるのもアメリカっぽいです🇺🇸


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