毎年4月22日はEarth Day🌎です。日本ではアースデー🌎と言われています。
環境保護の支援として世界中で活動が広がっています。
では、子ども👧🏽🧒🏼👦🏻には地球環境問題をどのように落とし込んで伝えれば良いのか…。
おすすめの本があります!
『THE EARTH BOOK』作:TODD PARR 出版社:Little, Brown
『ちきゅう』訳:つだ ゆうこ 出版社:解放出版社
私は地球を大切にしている。だって、毎日の小さなことの積み重ねで大きく変わるから!それから、それから…。
絵本のあらすじ
私は地球🌏を大切にしている。だって、毎日の小さなことの積み重ねで大きく変わるから!
紙📝は両面使うよ。
買い物に行く時はエコバッグ🛍️を持って行くよ。
だって、
木🌳が大好きだし、
フクロウ🦉が住むところがなくなってほしくないからね。
スクールバス🚌に乗ったり、自転車🚲に乗るよ。
だって、
星⭐️が大好きだし、空気が綺麗だとキラキラ✨に見えるしね。
電気💡を消し忘れないようにするよ。
あと節電ために冷蔵庫をきちんと閉めるよ。
だって、
ホッキョクグマ🐻❄️が大好きだし、雪だるま⛄️に溶けないでいてほしいからね。
子ども目線で考えられるけど、ユーモアが散りばめられていて楽しい!
地球環境問題はもはや大人の知恵だけでは解決できない大きな問題です。
このような難しい話になる時、数十年前の私は子どもながらにとてつもない恐怖や不安に襲われた記憶があります。「どうしよう、地球がこうなってしまったら…。」想像したのは真っ黒のドロドロの地球です。息も吸えないような、真っ黒の空気に覆われていて、自然や植物もなくコンクリートが溶けてドロドロになっているような地面。
あの時の自分に差し出したいのはこんな絵本です。「地球がこうなっちゃうんだよ!大変なんだよ!」という恐怖を植え付けるのではなく、「君がこんなことを心掛けると、動物🐻❄️🦉たちは木の上で、氷河の上で快適に暮らせるよ。」「キラキラの星⭐️や蛍が見えるよ。」「海🏝️が青いよ。」「裸足で芝生の上を歩いて気持ちいいよ。」「動物も人間も、みんなみんなハッピーで健康になるよ。」と言うポジティブなメッセージです。
あれもこれも書いてあることは子どもたちが今から、明日から、日々の生活の中で、出来ることばかり。
絵本の最後のページにはトッド・パールさんからのメッセージがあります。
僕たち一人ひとりが地球を守る力になれるよ。思い出して。:地球を大切にするということは、僕たちを大切にするということなんだ。トッドより。
『THE EARTH BOOK』より引用
でも、これで終わらないのがトッド・パールさんです!
絵本の中に地球を救う10ヶ条📝が書かれているのですが、その最後が面白い!
真面目な話をする時も、深刻な問題に取り掛かる時もやっぱりユーモアは忘れたくない!
トッド・パールさんの絵は特徴的で、一度見たら忘れません。人間の肌の色は黄色や青や、ピンクなど様々な色で表現されていて、髪型や人種もいろんな人たちがいます。水玉模様のゾウだったり、カラフルなシマウマがいたり動物も同じく。自由な発想で不思議で楽しい世界観が広がっています。
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