Air Transportation どんなレッスンしてる?

英語

先週の英語レッスンのテーマは「Air Transportation✈️🚁🚀空の乗り物」でした。

レッスン内容 〜Air Transportation〜

7月に「海の乗り物」をやった時と同じ絵を見せて、transportationを説明しました。transportationとは難しい言葉ですね。「車のこと?」「船もあるしな・・・」としばし考えたり、意見を出してもらいます。これらは全てtransportation。 そのうち「あっ、乗り物のこと?」と発言が出てきます。

前回の「海の乗り物」で使用したこの絵を見せて、乗り物の種類にはAir✈️/Sea🛶/Land🚍 Transportationがあることを視覚的にも理解しやすいようにしていきます。前回の復習を兼ねながら、新しいことを学ぶのがねらいです。ここで、ディズニーランド🏰とディズニシー⛲️の違いについて子どもたちに質問していきました。すると「ディズニーシーは海のアトラクションが多いから!」と気付いてくれました。英語を新しい単語として覚えるのではなく、なるべく実生活からヒントを得られるように関連づけて教えています。それはそうと、いつか、ディズニーエアー🚀🛸(笑)出来ないかな? 空の乗り物のアトラクション、楽しそう🎵

この日は私自身もとても楽しみにしていたアクティビティーをやるので、サクッと終わらせて次へ進みます。

👩🏻‍🏫「飛行機乗ったことある?」

👧🏻🧒🏼「Yes! ある!乗ったことある!」「No!いつか乗ってみたいんだよな〜!」
YesやNoのあとは日本語が続きます。英語でも聞いても日本語で返ってくることはよくあります。日本語を喋らないようにしよう!などとはあえて言いません。それよりも自分も思いや考えをどんどん言ってくれるようにしています。その日本語を私が英語で聞き返したりしています。

👩🏻‍🏫「じゃあ、今から乗りに行かない?」

👧🏻🧒🏼「・・・!?」
ん?子どもたちは講師の英語の勘違いして理解したのかな?とばかりにちょっとびっくりした様子。

👩🏻‍🏫「行こう!行こう!じゃあ、まず行き先を決めなきゃね!」
と下の絵を子ども達に見せます。ここら辺で子どもたちも「あ〜、本当に乗るんじゃないのね、良かった。」と言いつつも、目をキラキラさせて話にのってくれます。

それぞれの国の特徴や動物を説明したあとは、このリスト以外の国でもいいことを伝え、どこの国に行きたいか考えてもらいました

未就学児や低学年の子どもにとって、外国という概念は難しいと思ったので、動物を多めに取り入れて、この国に行ったらこの動物に会える!という感覚で選びやすいようにしました。

教室の壁にもそれぞれの国の写真を貼りました。

子どもたち同士で話し合ってもらいましたが、聞いてみるといろんな意見が出ていて面白かったです。

カナダ🇨🇦にお友達がいるからカナダに行きたいー!」「オーストラリア🇦🇺がいいな、でもこっちもいいな〜」「暑いの苦手だからインド🇮🇳とエジプト🇪🇬はやだな。」と現実的な意見も。今年の夏は特別に暑かったからそう思うのかもしれません。

意外と多かったのが「アメリカ🇺🇸は銃が怖いなー。」という意見です。最近も銃乱射の事件があったり、ニュースで見聞きすることもあるのでしょう。子どもたちの間でもアメリカ=銃という印象が強いんですね。

タージ・マハルの建物は大好きな奥さんのために作ったお墓だと伝えたら、「ピラミッドもお墓だよね!」と発言してくれた子もいました。

タージ・マハルの建物をみて「アラジンみたいなお城だね」と言った年長児の発言がきっかけで、未就学児のプリンセス好きの子は「ジャスミン👸🏽」と言ってインド🇮🇳に行き先を決めました。ジャスミンが住んでいるお城みたいですもんね✨

高学年の子はこのリスト以外の国を選びました。その国はなんとペルー🇵🇪!理由を聞いてみると、ハムスターを食べる国だから食べてみたいとのこと!知らなかったです!

色々な国にはそれぞれの食文化があって、現地でしか味わえないこと、体験できないものたくさんありますよね〜!行ってみたい国、考えるだけで話は尽きず、ワクワクしますね😆

行き先が決まったら次はパスポート作りです。

パスポートに名前年齢行き先を英語で書いてもらいます。自分のネームプレートの見ながら名前を書き写したり、行き先のリストを見ながら一生懸命、国名を書き写す姿がありました。

次に”入国審査官👮🏻”役の講師の机に並んでもらい、質問をしていきます。

What is your name?/What is your age?/ What is your destination?」これらの3つの質問をその子の発達や英語の習熟度に合わせて聞いていきます。

英語の下地がある子には名前を答えた後に「Last name, please?」と変化球で聞いたり、あえて「What is your age?」と聞いてから「え?(分からない)」となったところで「How old are you?」と聞き慣れているであろうフレーズで聞き直したりました。

3つの項目全てに答えられたら、許可のスタンプを貼って、飛行機に乗り込みます。

オンラインではベルトを見せながら、対面ではベルトを使いながら、座席のシートベルトの絞め方を英語で説明していきます。全員がベルトを締めて用意ができたらいよいよ離陸です!

離陸したら、右手には富士山が見えて、左手にはみんなが選んだ国の写真を見せました。最初から右手側に富士山の写真を持っていくのではなく、「On your right side, you can see~」と言ったところで子どもたちが右手を向くのを確認してから写真を見せました。”聞く”チャンスを逃さないようにしています。

子どもたちには機長挨拶👩🏽‍✈️も聞いてもらいました。近年は「Ladies and gentlemen,」という呼びかけを廃止しているようですね。今回は「Good morning, all passengers」に言い換えてみました。

機内ではフードサービスも提供しました。最初のレッスンではオレンジジュース🧃とコーヒー☕️のメニュー表を作りました。私の意図としては、飛行機にのって背伸びした気持ちでコーヒーを頼んでみたくなる子がいるかな?と思ってこの2種類にしたのですが、見事にみんなオレンジュース一択だったので、次のレッスンまでオレンジジュース🧃とコーラ🥤にメニューを作り替えました。

コーラは英語では通じないのでCokeという言い方を学んでもらうのがねらいです。こちらのメニューにしたら子どもたちはそれぞれ半々ぐらいの割合でジュースコーラに分かれました。

最後の絵本の読み聞かせの時間を機内でみる映画🎞️に見立ててレッスンを終えました。

飛行機を乗るロールプレイをレッスンにしようと思ったきっかけは、インターナショナルスクール時代のごっこ遊びがヒントでした。遊びの流れから、一緒に組んでいた先生が入国審査官の役になると、子どもたちは大喜び!ちゃんと一列に並んで、色々質問され、スタンプをもらえる一連の流れをとても楽しんでいました。

一方で、遊びとしてはとても楽しい入国審査だけど、大人の皆さんの中では入国審査が大好きという方はいないと思います。笑 本当にピリリと空気が張り詰める瞬間です。なんで審査官ってみんなあんなに怖いんだろうっ!!!英語も早いし、モゴモゴ喋るしっ😭

ある時のアメリカに行った時の入国審査で、顔写真を撮るから「カメラを見ろ」と言われました。だけど、そのカウンターは高い位置にあったんです。私は背が小さいので、頭頂部ぐらいしか映らなくて、一生懸命何回かジャンプしました。その瞬間審査官が「ぷっ!」と吹き出して笑いました。私も自分の姿の情けなさに大爆笑してしまい、2人で笑い合いました。その瞬間、理由はどうであれ、「勝った!」と思いました。あの恐ろしい審査官を笑わすことが出来た自分を何故か誇らしく思った瞬間でした😂 その後、審査官は何事もなかったようにすぐに真顔になり、カメラの向きを下に向けてくれ、無事顔写真は撮れましたが。

話は脱線しましたが、今レッスンを受けている子どもたちが、いつか旅行や仕事で海外に行くことがあったらいいなと思っています。その時には堂々と怖がらずに入国審査の質問に英語でスラスラと答えてくれますように!!

Bon Voyage!!✈️

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