Yummy! Yucky!

絵本

今日紹介したい本はこちら!

Yummy YUCKY』作:Leslie Patricelli

おいしー!ベーっ!』訳:おおはま ちひろ

スパゲッティは美味しい。ミミズはベー!それからそれから…

絵本のあらすじ

スパゲティーはおいしー!ミミズはベー!

ブルーベリーはおいしー!青いクレヨンはベー!

日本語で書くと関連性が分かりにくいですが、この本はページ見開きで左側が「〜 is yummy.右側が「〜 is yucky.」となっています。〜の部分は形状が似ているものだったり、rhymingのように韻を踏んでいる似たようなものが対照的に描かれています。

  • spaghetti ⇔ worms 長細い感じが似ています 笑
  • blueberries ⇔ blue crayons ブルー繋がりですね
  • soup ⇔ soap スープ、ソープ、韻を踏んでいます。
  • sandwiches ⇔ sand サンド繋がりですね。
  • mommy’s cookies ⇔ mommy’s coffee クッキー、コーヒーの韻ですね。
  • chocolate sauce ⇔ hot sauce
  • apple pie ⇔ mud pie 泥のパイは園庭でのおままごとでは定番メニューですね。
  • burgers ⇔ boogers 聞き慣れない言葉ですが、boogersは鼻くそです。
  • eggs ⇔ earwax これは耳垢です。
  • fish sticks ⇔ fish food  fish stickは白身魚の揚げ物の冷凍食品です。
  • ice cream ⇔ too much ice cream

赤ちゃんは本当になんでも口に入れてしまうから気をつけなきゃいけないですよね💦

低年齢児向けの本が子どもの英語学習に良いワケ

この絵本は0〜3歳児向けです。オムツをはいた赤ちゃんが主人公で、シリーズはたくさん出ています。『Baby HAPPY Baby SAD』『BIG Little 』『Quiet LOUD』など反対の言葉を比較するのにとってもいい絵本も出ています。

このシリーズは文章がとても短く、子どもとリピートしてもらいながら読むのにぴったりです。単語の意味が分からなかったとしても、絵やパターンから予想がつきやすいので、日本語で補足説明しなくても読み進めることができます。

このような簡潔な本ばかり読んでも、飽きたり物足りなくなってしまうし、年齢相応の英語絵本だとかなり難しくなってしまいます。子どもの様子を見ながら、このような絵本で「分かる!分かる!英語って簡単!」という自信を感じてもらいつつ、時々少し難しい絵本にチャレンジして「なんか分からないところもあるけれど、面白いこの本!」と思ってもらえるように、バランスを見ながら絵本を選んでいます

英語レッスンでもこの本を読みましたが、小学校低学年ぐらいの子だと講師が言ったままをリピートします。小学校高学年ぐらいになってくると、聞いたままをリピートするのではなく頭で考えてリピートするので「Worms are yucky.」と言っても、「Worms is yucky.」と返ってきたりします。やはりisを入れたくなるようです。

単数形は、複数形は、という話をするとますます頭で考えてしまって、英語がポンポン出てくる状況から遠ざかってしまうので、否定はせずに「are」を強調して言ったり、文を短く切って言ったりして工夫します。

私たちは日本語を話すときに、いちいち文法を気にしながら話さないですよね。例えば、日本語を勉強している外国人に文法のことを聞かれたから「えっと…」と説明に詰まってしまうこともしばしば。まさに外国人からすると「Why Japanese people!!」と叫びたくなる気持ち、よく分かります🧑🏼‍🦱

なので、簡単な文章ほど言い慣れておくと、後々違和感に気付くようになると思います。頭で考える英語ではなく、体で覚える英語を目指しています!

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