今日のおすすめの絵本は、春の訪れを祝う絵本です。
自然や動物の移り変わりとともに、五感で春を感じられる一冊です!
『When Spring Comes』作:Kevin Henkes 絵:Laura Dronzek 出版社:Greenwillow
🔤英語難易度:★★☆
📕絵本の長さ:40ページ
💡こんな人にオススメ:春の訪れや季節の変化を楽しみにしている人
春が来る前は、木々は空に向かって突き出ている黒い棒みたい。
でも春が来たら、春は葉っぱやお花を連れてきてくれるよ。
それから、それから…?
絵本のあらすじ
春が来る前は、木々は空に向かって突き出ている黒い棒みたい。
でも春が来たら、葉っぱ🍃やお花🌹を連れてきてくれるよ。
春を待っているとね、残った雪⛄️のかたまりが小さくなって
もっと小さくなって
もっと小さくなって
突然
なくなるよ。
それから、それから…?
春の訪れを五感で感じることのできる絵本
この絵本は冬❄️と春の変化する様子が丁寧に優しく描かれています。
花🌹や草木🌱の移り変わり
卵🪺が孵り、ひな🐣が泣く姿
雨☔️がたくさん降ってどろんこや水たまりを楽しむ子どもたち
畑の野菜🥕の新芽が育っているところ
「春に三日の晴れなし」ということわざがありますが、春の天気は移り変わりが激しいですね。絵本の中にはそのような表現があります。
Spring can come quickly or slowly. It changes its mind a lot.春は早く来たり、遅く来たりするよ。そして気分屋なんだ。
綺麗に咲いた花🌹の上に雪❄️が降り積もっています。こういう春の行ったり来たりする天候の変化も丁寧に描写しています。
文章は繰り返しの表現や、言語の学習に効果的な韻を踏むrhymingが多く使われています。文章も短く、シンプルなので英語の学習に役立ちます。
“But if you wait” 春を待っているとね、という表現が多くありますが、最後の終わり方が素敵です。
次はなんの季節を待つのかな?次の季節に繋がっているところも、ワクワク感をさらに掻き立ててくれます。
冬と春を行ったり来たりしている今の時期におすすめの一冊です!

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