The Five Senses ~I Can Touch~ どんなレッスンしてる?

英語

先週の英語レッスンのテーマは「The Five Senses ~I Can Touch~👂🏻五感〜触れてみよう〜」でした。

レッスン内容 The Five Senses ~I Can Touch~

五感とは「聴覚」「視覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」の5つの体の感覚のことです。五週に渡り、五感を学ぶ中で、この週は触覚について学びます。

「触るとどんなことが分かる?」と子どもたちに日本語🇯🇵で聞いていきます。「冷たいとか熱いとか。」「かたいとか?」と答える子どもたち。

そこでお互いに友達同士で手✋を見てもらいます。「お友達の手は、温かいと思う?冷たいと思う?」と聞いてみます。そして「冷たいと思う!」「温かいと思う!」と子どもたち。意見が出たところで握手🤝してもらいます。👧🏻「温かかった!」🧒🏻「温かいと思ったら思ったより冷たかった!」ただこれだけのことなのに子どもたちの表情は驚きや嬉しさでキラキラし始めました。「そうだよね、見ただけじゃ分からないよね。触らないと分からないね。」と説明していきます。

そして、ここからは英語🔤で説明していきます。「This is a thermometer.」と言ってホワイトボードの上に温度計を置きます。thermometerが何か分からなくても視覚的に温度計と想像がつきやすいのであえて日本語では説明しません。そして、hot-warm-coldのカードを貼っていきます。そしてhot chocolate☕️やice🧊などのアイテムをどこの温度に属するか子どもたちにカードを貼ってもらいます。

ここではice🧊とice cream🍨をあえて入れています。私たちは日本語でよく「アイス食べたい!」と言いますが、これは英語圏の人からすると「氷を食べたい!」と言っているようなもの。以前この話をしたことを覚えているAちゃん👧🏻は「氷食べたい!って意味になっちゃうからアイスクリーム食べたい!だよね。」と言ったり、Bくん🧒🏻は「棒アイスってなんて言うんだっけ?」と言っていました。私たちが使うアイスice cream(アイスクリーム)かpopsicle(棒アイス)のどちらかに当てはまるよと言う話を覚えていたようです!

次にhard-softについて学びました。

子どもたちにアイテムのカードがどちらに当てはまるか選んでもらいます。選んだら「Teddy bear is soft.」と復唱してもらいます。

ちょっとこじつけなのですが、小学生以上の英語の習熟度が上がっているクラスではgrass🌱-glass🫗を対比させたいので入れました。同じような発音でも意味が異なります。grass🌱-glass🫗と言い換えながらカードを示していきました。子どもたちは、「え〜!どっちだぁ〜😵‍💫」と言っていましたが、混乱させるのが目的ではありません。似ている言葉があることを知らせるのが目的です。

次にいろんな感触の表現を学びました。

子どもの発達度合いや英語の習熟度によって感触の種類は3〜5つにしています。

  • sticky ベタベタ
  • rough ザラザラ
  • bumpy でこぼこ
  • prickly チクチク
  • smooth ツルツル

これも子どもたちにアイテムのカードがどの感触に当てはまるか選んでもらい、その後「Sticker is sticky.」と復唱してもらいます。

次にモノ当てゲームをします。
ハンカチの中に入っているものを何か当ててもらいます。中に入れたものは、プラスチックの卵🥚、トミカの救急車🚑、緩衝材のプチプチ🫧(英語では商標名で、Bubble Wrapと言われています。)保冷剤🧊です。

子どもたちがハンカチの中に手を入れて触れている時に「Is it hot?」や「How does it feel?」などと子どもの習熟度に合わせて聞いていきます。子どもたちは「No!/Yes!」と元気よく答えたり、「It’s soft and bumpy.」などと習ったばかりの単語を使って答える姿がありました。

ホワイトボードに学んだ感触のカードを並べて上で聞いていたので、Dちゃん👧🏻はホワイトボードのcoldを指さして教えてくれたりしました。私は「日本語を話してはいけません」や「英語を話しましょう!」と言うルールはあえて設けていません。なので英語での答え方が分からない場合は「冷たい。」と言っても良いのですが、Dちゃん👧🏻なりの「英語で答えたい!」と言う意欲の表れなのだと思います。こう言う姿はとても素敵ですね✨

次に手の工作を作りました。

  • button ボタン – hard
  • sticker でこぼこシール – bumpy
  • sandpaper 紙やすり – rough
  • cotton コットン – soft
  • double-sided tape 両面テープ – sticky

5本指にそれぞれ色んな感触のアイテムとその英単語の紙をマッチングして作りました。

この手の工作さまざまな肌の色の画用紙を用意して好きな色を選んでもらいました。たくさんの色に困惑したCくんから「肌色ってどれですか?」と質問がありました。そこでみんなで手✋🖐🏻🖐🏽を見せ合いっこをして肌の色はさまざまであることをみんなで学びました。

黄色人種の私たちだけで手の色を比べてみると結構違いがあるものです。日焼けした手、黄色っぽい手、ピンクっぽい手、さまざまで見比べると本当に面白いです。子どもたちには、私がカナダ🇨🇦いた時はたくさんの国から来た人がいて、いろんな肌の色の人たちがいたことを伝えました。

また、昨今は文房具メーカーでも「肌色」の表現が見直されていて、今は「ペールオレンジ」「うすだいたい」などの表記に変わっています。

最後にこの絵本を読んで終わりました。

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