日本語では、散歩道がある大きい公園も、子どもたちが遊具で遊ぶ公園も公園とひとくくりで言いますが、英語だと前者はpark、後者はplaygroundと言います。parkの中にplaygroundがある場合もありますね。幼稚園やこども園の園庭もplaygroundと言います。
カナダ🇨🇦の公園にある遊具はこんな感じでカラフルです。
私の実習していた保育園では園庭が狭く、滑り台ぐらいしかないので、午前中はよく近所に散歩に行って、公園の遊具で遊んでいました。
その時に私が受けた印象はちゃんと管理がされているなと思いました。遊具の下は、クッション性の高いゴムチップ舗装だったり、ウッドチップが敷かれていました。子どもたちが遊ぶ前に保育士が確認するのですが、ネジの緩みやプラスチックが割れているなども危険因子はなく、気持ちの上でも安心して遊ばせられていました。
《意外と知らない遊具の名称》
- swing ブランコ 左右や前後に振れたり揺れることをswingと言います。カナダのブランコは二つの穴に足を通してお腹ぐらいまですっぽり体を固定するブランコがあり、低年齢児も安心して乗ることができました。
- slide 滑り台
- sandbox 砂場
- seesaw シーソー 直訳すると「見る見た!」ですね。面白いですね。
- chin-up bar 鉄棒 chinとはアゴの事です。いわゆる懸垂するためのものだからこの名称なんですね。
- jungle gym ジャングルジム
- climbing pole 登り棒 climbは登るという動詞です。bは発音せずクライミングポールと言います。
- monkey bars うんてい なるほど!お猿さんのように見えるからですかね。面白い!
- bench ベンチ カナダの公園にも遊具を取り囲むようにベンチが設置してあります。とはいえ、スマホを見るための休憩ベンチではありません。安全のためにちゃんと子どもの遊ぶ様子を見守っていたいですね。
私が小さい頃よく遊んでいた公園は今は滑り台とブランコしかありません。私が子どもの頃大好きだった箱ブランコは危険だからと撤去されました。公園は閑散としていて、あまり遊んでいる子どもはいなく、誰かブランコに乗っている!と思えば近所の高校生が放課後友達とおしゃべりしながら乗る程度です笑
遊具に関わらず、危険だからと物を子どもの目の前から排除するのは簡単です。でも、治らないような大怪我をさせてはなりません。擦り傷程度の治るような怪我をたくさんして、力加減とか遊び方とか危険だということを身を持って学んでいくことが子どもには必要です。何でも排除してしまうと、加減が分からず、結果大怪我につながってしまうこともあります。それがとても難しく、保育園勤務時代では、怪我や事故が起こるたびに、どうしたら子どもにとって一番良いのだろうといつも頭を悩ましていました。
私の育った地域は、年々子どもがいる家庭が少なくなり、小学校の人数も激減、高齢化地域になっています。他の町内の公園には、高齢者向けの健康器具が設置されていました。将来的には公園には子ども用遊具と高齢者向けの健康器具が併設される日はそう遠くないのでしょうね。お年寄り👴🏼👵🏻も小さな子ども👶🏻👧🏻も公園を有意義に活用して活気溢れる地域になったらいいなぁ。
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