先週の英語レッスンのテーマは「Money💰お金」でした。
最近、随分とキャッシュレス化💳が進んできましたね。
私も現金を使う機会がだいぶ減りました。
今の子どもたちは、現金、キャッシュレス、どのように使っているんでしょう?
レッスン内容〜Money〜
テーマのこの絵を見せると「マネーだ!」「マネー!マネー!」と口々に言う子ども達。子どもたちはお金=moneyだと知っているようです。ただ、moneyの発音をカタカナにすると「マニー」の方が近いです。いつもは講師が言ったことを聞いたまま復唱してくれる子どもたちも、
今回ばかりは
👩🏻🏫「Money!(マニー)」
👧🏻🧒🏼「マネー!」
と一旦カタカナ英語が入っているとなかなか抜けないようでした 笑
実際にユーロやフランなどの外国のお金に触れて見てもらいました。数字を見つけると「あ!これ1円だ!そっちは10円?」「これ、2色だ、カッケー!」と友達同士で見せ合ったり、感想を言い合ったりしていました。
次にアメリカドル🇺🇸💵について学びました。
硬貨にはそれぞれ名称があります。「なんか可愛い人の名前みたいだね。」と子どもたち。
今は世界中でキャッシュレス化が進んでいると思いますが、私がカナダ🇨🇦留学していた頃は、スーパーの会計時に「Do you have a penny?」と聞かれることが多々ありました。キリの良いお釣りを出すために、店員さんとはよくそのようなやりとりをしていて、硬貨の名称を知っておく必要がありました。
そして、ここからが大盛り上がりポイント!
子どもたちには、それぞれ総額3ドル程度のアメリカ硬貨を入れたジップロックをお財布💰として渡しました。
もちろんおもちゃです 笑。だけど、ちゃんと実寸大の物です。
触ってみると、さっき触った本物のお金とは質感や重さが異なるので「あ〜なんだ!おもちゃか。本物かと思った〜!」と言っていました。
「あっ、リンカーンだ!」と道徳で習ったリンカーンがどれほどの偉人だったのかと言う説明をしてくれた子もいました。
お金の学びとして、値札が付いた野菜を見せながら「この野菜を買うにはどの硬貨を使うか」を1セントから25セントまで順に聞いていき、実際にお金を出しながらみんなで確認していきました。
アメリカ🇺🇸の硬貨は数字が刻印されていないので、子どもには分かりづらく、硬貨の大きさで判別しなければなりません。子どもたちは5セントが10セントより大きいことに驚いていました。また、25セントはあるけれど、50セントはないことなどに気付き、1ドルや5ドルはお札であることなど日本のお金との違いを話し合いました。
子どもたちには感覚を伝えるために「1セントは1円くらい」「1ドルは100円くらい」と言う説明をしました。ここですかさず、ある子が「いや、今は1ドルは131円くらいかな💴」と。今の為替をご存知のようです、笑。スゴイ!
お金に触れて、学んだ後はお楽しみの実践ですっ💪🏻
ファーマーズマーケットでお買い物します!前週は「Fruits and Vegetables」について学んだので復習も兼ねて🍅🥦
まずはカゴを持って…
果物🍎🍌や野菜🍅🥦を選んでいきます。
野菜の値段はかなり低めに設定して、硬貨1、2枚で買えるようにしてあります。ただ、前述した通り、硬貨に数字の刻印がなく1セントは「one cent」と書いてあるだけ。またセントとドルが混在しているので、小数点がつくので、アメリカドルは難しい!小学生でもお金の正確に支払うのは難しいので、会計時には数枚硬貨を出してもらい、お釣りを少し渡してお金のやりとりを楽しむようにしました。
「Here’s your change.」はい、おつり。
「Have a good day!」良い一日を!
と言って野菜を紙袋に入れて渡しました。
子ども達からも自然と「Thank you!」と英語が出てきます。
ここで、あえて値段が高いマンゴー🥭を一つだけ置いておきました。すると子どもたちは「マンゴー🥭食べたい!」とマンゴー🥭を手に取ってレジに来ます。
それを「う〜ん、これじゃあお金足りないよ。」と返します。入れ替わり立ち替わり、子どもたちがマンゴー🥭を手に取り買いにきますが、買えません。ある子は袋ごと全てのお金を私に差し出しますが、「う〜ん、3ドルしかないな。これじゃ買えないよ。」と返します。
「もっとお金があれば…。」「マンゴー🥭高いね。」と子ども達は考えます。そこで少しヒントになるような声掛けをすると…
ある子が、「そっか!みんなで買えばいいんだ!」と気付いて、みんなに声をかけて集めたお金でマンゴー🥭を買いにきました。そしてやっと買えたマンゴー🥭をみんなで食べました😋
私がお金をテーマにレッスンしようと思ったきっかけがあります。ある兄弟のお子さんがレッスンの時にお財布👛を持って来ていました。ポケットに入れていたお財布👛に気付いたお母さんが、レッスン中は預かってくれました。それを見て私は兄弟にそれぞれお財布👛を持たせていることに、とても感心しました。レッスン教室は商業施設の中にあるので、帰りにそれぞれのお小遣いで買い物をする予定だったのかもしれません。
欲しいものを買う時、自分のお財布からお金を出す経験はとても大切だと感じます。お財布の中にあるお金の範囲で、買えるものと買えないものがあることを体験する機会になります。ただ、親のお財布から出してもらうだけだったり、「その漫画は買えません。」と親に言われるのとでは、体験する質が違います。
そのお金の学びを英語と関連付けて落とし込んだのが今回のレッスンです。
今回のレッスンではその兄弟のお子さんも参加してくれました。弟君はまだ3歳。けれど「見て、carrot!」と楽しそうにいろんな野菜をたくさん選び、慣れた手つきで硬貨を渡して、お金のやりとりをすることが出来ていました👍 きっと、日頃の成果ですね!
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