以前住んでいた地域では、この時期夕方になると「火の用心!マッチ一本火事の元」と子どもの声で聞こえてきました。寒い中、子どもたちが夜回りしてくれるので、気持ちを引き締めて火事には気をつけよう!と思ったものでした。
今日紹介したい絵本は消防車のお話です。
『FLASHING FIRE ENGINES』作:Tony Mitton 絵:Ant Parker 出版社:Kingfisher
大きくて頑丈な消防車はレスキューしたり、燃え盛る火事と戦うために昼も夜もじっと待機している。それからそれから…。
絵本のあらすじ
大きくて頑丈な消防車🚒はレスキューしたり、燃え盛る火事と戦うために昼も夜もじっと待機している。
アラーム🚨が鳴ったら、すぐに消防車🚒のエンジンが轟々と音を立て、消防士👨🚒👩🏻🚒🧑🏿🚒たちが乗り込むよ。
みてみて、すごい速さで駆けつけるよ。すごいサイレン🚨なってるよ。赤いライト🚨がピカピカしているよ。
ヘルメットに、火に強いズボンとジャケットの消防服、ブーツは大きくて頑丈だよ。消防士👨🚒👩🏻🚒🧑🏿🚒は消防車🚒の中で着替えて準備をするよ。
現場に着いたら、ホースの準備をして放水💦だ!
うわ!煙💨が立ち込めてきたぞ。マスクをして消火するぞ。
ハシゴ車🚒はのハシゴは空高くまで伸びるよ。救出した人を乗せられる台があるよ。
ついに消火できたぞ。ハシゴを戻して、ホースを巻き戻して。「やったね!」消防士👨🚒👩🏻🚒🧑🏿🚒たちが喜ぶよ。
消防署に戻ったら、休憩するよ。だけど、消防車🚒だけはじっと起きてて次の出動の備えるよ。
消防車の出動から帰ってくるまでの一連の流れが分かりやすい!
この絵本は、日本でいう”はたらくくるま”シリーズのように、”AMAZING MACHINES”シリーズとして、救急車🚑、パトカー🚓、トラック🚛などのたくさんの乗り物の絵本が出版されています。
乗り物好きの子どもなら、やっぱり絵本を集めたくなるんじゃないでしょうか。
こんな素敵な絵本のセットの写真を最後のページに見せられちゃあ、「欲しい〜!」となりますね。笑
中には14冊のこのシリーズの絵本が入っていて、消防車🚒のボックスにしまえるという夢のようなセット…✨
この絵本シリーズの営業力はさておき、私がこの絵本を選んだ理由は、とても分かりやすく消防士👨🚒👩🏻🚒🧑🏿🚒や消防車🚒の役割が網羅されているからです。
子どもたちに大人気の消防士👨🚒👩🏻🚒🧑🏿🚒や消防車🚒に関する絵本はたくさんあります。ですが、用具や設備の説明を詳細にしていて難しかったり、逆にあっさり説明しすぎていたり、求めるちょうど良いものがなかなか見つけられませんでした。
そんななか、求めるものにピッタリものを見つけました。文章は多くなく、一文は短くまとまっています。そしてrhymimg(韻を踏んでいる表現)が多いので、リズムよく読めます。
本の内容は出動、消火、救出、後片付け、署での過ごし方の流れが描かれています。そして最後のページには消防服や消防車🚒の説明が詳しく書かれています。
消防車はカッコよくて近くで見るとワクワクしますが、緊急で呼ぶことがないよう火の不始末や火事には特に気をつけて過ごしたいですね。
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