つい謝ってしまう日本人

英語

礼儀正しい日本人、腰が低い日本人、「すみません」を多用する日本人。

  • お土産もらって「すみません」
  • お口に合うか分からなくて「すみません」
  • 席を譲ってもらって「すみません」
  • 話かける時も「すみません」

これらの「すみません」の背景には、「ありがとう」「ごめんなさい」「ちょっといいですか」など色々な意味が込められていますね。よく二人組が「すみませ〜ん」「いや、かえってすみませんでした」😅などの「すみません」合戦をしているのも見かけます 笑

カナダに行ったばかりの頃、日本人の友達とスーパーで買った食料品を持って歩いて帰っていました。すると脇にスッと車が停まり、友達のルームメイトが顔を出して「Hey, do you want a ride?(乗ってく?)」と声を掛けてくれました。友達は「I’m sorry. Thank you, but it’s OK. I’m sorry」と言う具合に返事をしました。すると、そのルームメイトは車の窓に半分身を乗り出し、眉間に皺を寄せて「Why, sorry?」と強めに言い放ちました。その時の彼女の表情が忘れられません。笑 

日本人の「すみません」の感覚で「I’m sorry」を使ってしまうと会話が混乱します。外国人からすると「なぜ謝るの?」となりますね。その上、上記の会話は車に乗せてもらいたいのか、もらいたくないのか、遠慮しているのか、なんなのか、日本人からしても分かりにくいですね。

私も日本人特有の明言を避ける、遠回しの言い方をしてしまうことが多く、ホストファミリーから「Yes or No?」と言われることが多々ありました。以来、YesかNoか、はっきりと返答するように心掛けるようにしました。では、先ほどの友達から申し出を感じ良く断るにはどのように言ったら良いでしょう?

🗣「No, we’re fine. Thank you for asking though」(大丈夫だよ。聞いてくれてありがとう)

🗣「No, thanks. We enjoy walking. Thanks for your offer.」(結構です。歩くの楽しいんだ。申し出ありがとう)

個人的には日本語でも「すみません」の多用は避けて「ありがとう」「ごめんなさい」は何度でも言ってもいい!という気持ちで生活しています。

英語で「ありがとう」の表現でよく使う単語があります。それはappreciate (アプリシエイト)です。

to feel grateful for something

〜に感謝する

I really appreciate all your help

引用元:Cambridge Dictionary

感謝の気持ちを表す少しかしこまった形ですが、会話の中で頻度が高いです。海外旅行する時などに覚えておくと大活躍すると思います♪

  • Thank you for your help. I really appreciate it. 《道を教えてくれた時などに》

 

💡目的語を抜いてしまいがちなので「I appreciate it」とitまで含めて覚えましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました