今回の英語レッスンのテーマは「~community helpers~ Firefighter👩🏻🚒🧑🏿🚒〜地域の働く人たち〜消防士」でした。
レッスンのアクティビティでは、子どもたちが消防士👩🏻🚒🧑🏿🚒になって出動しました🚒
レッスン内容 〜community helpers Firefighter〜
テーマ 〜community helpers Firefighter〜

community helpersは職業に対してよく使う表現です。子どもたちには地域の働く人たちという日本語で伝えています。レッスンで年間を通して様々な職業を学ぶので一貫してcommunity helpersという言葉を使うようにしています。
テーマの単語
fire🔥, firefighters👩🏻🚒, fire station, fire truck🚒, fire hat, coat, boots, ax🪓, mask, badge, ladder🪜, hose, fire hydrant, smoke detector, alarm🚨, extinguisher🧯, match, dog🐶
extinguisher🧯は発音も難しいし、長い単語です。レッスンで使用している施設では消火器を設置をしているので実際に見にいきます。見慣れている風景でもよく見てみると、ちゃんと英語表記もしてあります。誰でも使えるように、使い方の説明も英語で書いてあります。子どもたちも「あ!ほんとだ!英語書いてある!」と驚いていました。
このように日常には意外と英語で溢れているんですね。子どもたちにも、日々の生活から英語を発見して慣れ親しんでもらいたいと思っています。
一番最後の単語、犬🐶?と思ったかもいるかもしれません。昔、車の前は馬車の消防車で火事現場まで駆けつけていました。その際、サイレンの代わりに犬🐶が馬と並走しながら吠えて周りに火事を伝えていたそうです。その名残で今でも消防署では犬が飼われていることが多いそうです。
着衣着火の消火方法を学ぼう!

子どもたちに上の写真の小さい方の火🔥を洋服につけてみます。
「Oh, no! Your clothes are on fire! What are you going to do?」と聞いてみます。
👦🏻:洋服を脱ぐ👕
👧🏻:119番する☎️
🧒🏻:消火器や水を探す🧯💦
すぐ答えを言う前に考える時間を与えます。
「走る🏃♀️➡️」という答えが出なかった場合は、私自身に小さい火🔥を貼り付けて走ります。そしてさらに大きい火を貼り付けます。そして子どもたちになぜか聞きます。
洋服に火🔥がついてしまったときの消し方を3つのステップで説明します。

- Stop✋:立ち止まる 走るなんて論外です。まず止まること!
- Drop⬇️:床に倒れる ゴロンと足を伸ばして寝転がります
- Roll🔄:回る 左右にゴロンゴロンと転がり、火を消火します。ポイントは顔を手で覆って守ること!
絶対に走ってはいけないことを再度伝えます。とても大切なことなので日本語でも伝えます。
小学生👦🏻👧🏻にはこの消火方法と走ると火が大きくなる違いを聞いてみます。ポイントは空気です。空気が火を燃え広がる原因です。この消火方法は地面に転がることで、地面と体の間で炎🔥を押しつぶし空気を遮断することで消火につながります。
アラームが鳴ったら消防用具を準備するよ!
次のアクティビティではみんなで消防士👩🏻🚒🧑🏿🚒になることを伝え、消防車🚒のカードを渡します。出動するには4つのアイテムが必要なことを伝えます。
- hat ⛑️
- coat
- boots
- ax🪓
アラーム🚨が鳴ったら、壁に貼ったカードの中からアイテムを選んでもらいます。
発達度合いや英語の習熟度に合わせて、絵のカード、文字だけのカードを用意しています。

これ実はフォニックスの学習です。フォニックス(Phonics)とは、英語のつづり(スペリング)と発音の規則を学ぶ方法の一つです。
文字カードで探すポイントは最初の単語の発音に気付くことです。
子どもたちがカードを探している間は「/h/,/h/,hat(ハ、ハ、ハット)」と言って最初の文字を強調しながら単語を言い続けます。
レッスンで毎回行っているフォニックス学習では「今週の文字」を設けています。Aaの場合は「Aa、 /a/ 、apple(エイ、ア、アップル)」という練習をしています。
word familyというのですが、共通の英語のつづりの単語をカードの中に混ぜています。
- ax-wax-max-X
- hat-cat-bat-mat
- coat-boat-goat
- boots-roots-shoots
消防用具のカードを全て消防車🚒に積み終わったら出動します。
そして答え合わせをします。
カードを見せながら「hat, cat, hat, cat. What’s this?」と聞いていきます。
子どもたちと一緒に言い換えの練習をしてhatとcatの発音が似ていることなどを気付けるようにしていきます。
フォニックス学習は英語圏の子どもたちの学習方法で、英語を読めるようになるためのものです。ですが、これを机で座って学ぶとなると、難しいし退屈に感じてしまいます。レッスンではゲームで取り入れながら学べるように工夫しています。
フォニックス学習とは関係なく、遊びでアイスクリーム🍨やおもちゃ🧸のカードを入れました。未就学児の中には、おもちゃを選んでいる子がいて可愛かったです。笑
今日の絵本:Clifford the Firehouse Dog
赤い巨大な犬のクリフォードが消防署にいき、大活躍するお話を読みました。

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