映画『インサイド・ヘッド2』はもう観ましたか?
『インサイド・ヘッド』の映画は保育士専門学校時代に心理学の先生がオススメしていたので、観たいと思っていたのですが、結局観ないまま過ごしていました。
7月の夏休みの入り、いつも通り英語レッスンをしているとA君🧒🏻が「先生、『インサイド・ヘッド』観たことある?あの映画すごく面白かったから、夏休みになったら『インサイド・ヘッド2』を観に行くんだ!」と教えてくれました。
そのあとすぐ『インサイド・ヘッド』を日本語字幕で観ました。
「お、面白い!大人でもこんなに楽しめるなんて…!」
こども映画として観ていた私ですが、気付けばティッシュ箱片手に号泣してました😭
ひとしきり泣いて、映画の余韻に浸り、気持ちが落ち着いてきたところで…、
「使える…!めっちゃ使えるんじゃないか、これは!」
と言う気持ちがムクムクと湧いてきました。
この映画の内容を参考に自分の英語レッスンにいかしてみようと思いました!
次の英語レッスンで、いつも使っている感情のカードにカタカナで「ヨロコビ😊」「カナシミ😢」「イカリ😡」「ビビリ😖」「ムカムカ😫」を手書きで追記し、子どもたちにそれぞれの感情を説明してみました。
『インサイド・ヘッド』を観たことがある子は「うんうん」と大きく頷き、観たことがない子もとても興味を持って話を聞いてくれました。
英語でのキャラクター名は下記の通りです。
- ヨロコビ😊…Joy レッスンではHappyのカードに置き換えました。
- カナシミ😢…Sadness レッスンではSadのカードに置き換えました。
- イカリ😡…Anger レッスンではAngryのカードに置き換えました。
- ビビリ😨…Fear レッスンではScaredのカードに置き換えました。
- ムカムカ😖…Disgust レッスンではDisgustedのカードに置き換えました。
英語レッスンでは毎回「How do you feel today?」と今日の感情を聞いています。私が主に使用している感情のカードはHappy😊, Sad😢, Angry😡, Hungry😋, Sleepy😴, Sick😷です。
子どもたちの英語の習熟度や状況に応じて、感情カードの数や内容を変更しています。
以前、予備で持参していた「Disgusted😖」のカードをA君🧒🏻がみて「何それ?知りたい!」と言ったので、説明しました。「Disgusted😖」を超主観的に訳すと「うげ〜っ、おぇ〜!😖」です。笑
子どもたちには、何か気持ち悪いものを見た時、嫌いなものを見た時に使う言葉と説明しました。でも、子どもたちの顔はポカーン🤔❓でした…。
ところが、なんということでしょう!
以前この苦戦した「Disgusted😖」を『インサイド・ヘッド』から引用させてもらい、ムカムカ😖と説明すると子どもたちは「あー!なるほど💡」と一発でしっくりきたようでした。
映画では主人公の嫌いな食べ物を見ると出てくる感情だったので、それも加えて説明すると、さらに👧🏻「私、小松菜🥬見るとそうなるー!」🧒🏻「僕はトマト🍅がー!」などの声も 笑
ピクサー作品、すげぇ!
『インサイド・ヘッド』を観たことがない子も「新しい感情はね、ダリィ😏もいるよ!あとは…」と言っていました。なんで知っているのか聞いてみると「先生、YOUTUBEとかで観れるよ。」と教えてくれました。
ピクサー作品、広告の出し方もハンパねぇ!
『インサイド・ヘッド2』観にいきました!追加された感情は下記の通り。
- シンパイ😥…Anxiety
- ハズカシ🫣…Embarrassment
- イイナー🥺…Envy
- ダリィ😏…Ennui
- ナツカシ😌…Nostalgia
この新しい感情たちもぴったりな和訳になっているな〜と感じました。これ以上説明する必要はありません。
思春期を迎えた主人公の成長に伴って発達した感情たち。内容も、感情も、私の英語レッスンに来ている子どもたちには難しいかな〜と感じました。
私は、若かりし頃を思い出して面白かったです✨ 多感な時期を思い出しNostalgia(ナツカシ😌)に浸っていましたが、ふと気付きました!私のEmbarrassment(ハズカシ🫣)どこ行った!?長いことこの感情を体験していないような気がします。随分と図太く成長しました笑
ちなみに、原題は『Inside Out』です。inside outとは裏返し、裏表と言う意味です。これは洋服を裏返しに着てしまった時に使う表現です。この原題の意味は深いですね〜!邦題の「頭の中身」とはちょっと違うように思います。
私の住んでいる地域では、吹き替え版だけの上映だったので、日本語で観ました。またの機会に英語でも絶対に観てみたいと思います🎥
コメント