先週の英語レッスンのテーマは「The Three Billy Goats Gruff🐐🐐🐐🧌3びきのやぎのがらがらどん」でした。これはノルウェー🇳🇴の昔話です。
レッスン内容 〜The Three Billy Goats Gruff〜
子ども達は慣れてきて「今日のテーマは何かな?」と言ってきてくれるようになりました。この絵を見せると、「ヤギ!」と口々にいうのでしたが、一人ひとり近くまで行ってこの絵を注意深く見てもらいます。
これです!↓
山の上に何かがあるのを発見すると「トロル🧌だ!」「がらがらどんだ!」と言ってくれました。するとある子👦が「発表会で3びきのやぎのがらがらどんやったよ!」ととても嬉しそうな顔で教えてくれました。
ここで『The Three Billy Goats Gruff』の意味について少し説明します。gruffしわがれ声について説明しようとすると「声ががらがらしているからがらがらどんなんだよね!」とある子が教えてくれました。おそらくこのお話を読んだりしたのは、2、3年ぐらい前ではないかと憶測しているのですが、よく覚えているものですね!
《『3びきのやぎのがらがらどん』の要約》
3びきのヤギ🐐🐐🐐がいました。名前はどれもがらがらどん。
丘の草がなくなってしまい、3匹はお腹が空きました。
そこで橋を渡った先の草がたくさんある丘に行くことにしました。
しかし、その橋の下には醜いトロル🧌が住んでいるのでした。
先に一番小さながらがらどん🐐が橋を渡ると「お前をひと飲みにしてやるぞ」とトロル🧌。
「次に来る2番目のヤギの方が大きいですよ!」とがらがらどんは機転をきかせ、食べられずにすみました。
2番目のがらがらどんも同じことを言って難を逃れます。
最後、一番大きながらがらどんが橋を渡った時、大きな角とヒヅメでトロル🧌を川底に落とし、無事向こう側の丘に行くことができました。
3匹のがらがらどんは草がたくさん丘でたらふく食べて太ることができました。
お話に出てくる言葉を学びます:goat, troll, bridge, river, fat
少し発音が難しいのはtroll 子ども達はトロル🧌と言うカタカナで絵本を読んできたはずなので英語でのtrollの言い方には少し難しさを感じているようでした。トロォと発音します。
この他に、毎回レッスンでは「今日はどんな気持ち?」とhappy, hungry, angry, sad, sleepy, sickと書かれたカードで確認しています。この日は意図的に「I’m hungry. I want a hamburger.」と言ってお腹が空いていることを強調してみました。
内容はこちらの絵本を基にフェルトストーリーという保育グッズを使って話をしていきました。
絵本の内容はこちら
フェルトストーリーは北米の幼児教育では定番の保育グッズです。日本でいう保育グッズのエプロンシアターにとても似ています。フェルトストーリーの良いところは動きをつけたり、応対的に話を進められるところです。
この絵本の終わり方が大好きなんです!
”Snip, snap, snout. This tale’s told out.” チョキン パチン ストン 話はおしまい
フェルトストーリーでもこの終わり方にしました。
今回は、お話を読んだ後に、アクティビティーをしました。
1枚の紙に2つの似ている絵があり、子ども達に間違い探しをしてもらいました。
2つの絵の違うところにマーカーで印をつけてもらった後に「The goat is white.」「The goat is brown.」「The colours are different.」などとシンプルな英語で違いを言っていきました。
レッスンでは定期的におとぎ話や童話を取り入れるようにしています。繰り返しの言い回しが多かったり、大中小などの概念も分かりやすく英語学習としても効果的です。
もっと深いところで言うと、このようなお話にはハラハラドキドキ感があり、非現実世界に浸り、心豊かな体験をすることができます。そしてそこには隠れた教訓があります。結構大人でもドキってすることないですか? 笑 日常生活に置き換えてみると「これってこう言うことだよね〜」とかトロル🧌の立場で「ついつい欲が出て、目先のことしか考えられなくなるのよね〜」とか笑
子ども達にはそれぞれ感じ取って欲しいなと思っています。
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