前回の英語レッスンのテーマは「Color🎨色」でした。
レッスン内容 〜Color〜
色の英語を学びました:red, yellow, blue, orange, green, purple, brown, black, white
この他にも子どもたちから「灰色ってなんていうの?」「このズボンの色は?」などの声が上がりました。
また「黄緑は?」「水色は?」の質問もありました。色のカードを使いながら、白⚪️、緑🟢、黒⚫️の色カードを縦に置いて、「白⚪️light」「黒⚫️dark」とホワイトボードに書き、「白が混ざるとlight green 黄緑」「黒が混ざるとdark green 深緑」と説明していきました。
この日はレッスン早々やらなければならないことがあります!
実験🧪をしたいので子どもたちと準備をします。
《Walking Water Experiment🧪 歩く水の実験🧪》
用意するもの:クリアカップ6個、食用色素(黄、赤、青)、マドラー、水、キッチンペーパー
- クリアカップ3つにお水を入れ、三原色の食用色素をそれぞれ入れてかき混ぜる
- 色水と空のカップを交互に配置し、写真のように円形に並べる
- キッチンペーパーを帯状におり、それぞれのカップの間にかけ渡すように置く
※キッチンペーパーを帯状に折ったら両端を1㎝ほどハサミで切り落とす(水の吸収がよくなります)
なるべく子どもたちに準備も参加してもらいたいので、色水をマドラーで混ぜてもらったり、キッチンペーパーをカップに入れる作業をしてもらったりしました。
色の三原色は英語ではprimary colorsと言います。
この実験セット🧪を時間の経過と共に観察できるように、子どもたちの見えるところに置いて、レッスンを再開します。
さて、子どもたちが実験🧪経過を気になっている中、色のビンゴゲームをします。
やり方は1回目は読み上げるだけ。(視覚に頼らず、リスニングしてもらうため)
そして2回目はカードを見せながら読み上げます。
クラスの習熟度やそれぞれの子どもの発達に合わせてビンゴカードを変えています。
1つ目の写真は「色+モノ」のビンゴカードです。それぞれ3✖️3マスから5✖️5マスまで。
未就学児はビンゴで遊んだことがない子が多いので、3✖️3マスの絵を見つけやすいものから取り入れます。
一方で、5✖️5マスにはred apple🍎とgreen apple🍏を入れたり、”black and white panda bear🐼”を入れたり、数だけではなく内容も難しくしています。
これも読み上げる時は「red…apple」などと少しためるようにします。「red…」の間に赤を探す時間を作るためです。その後のappleという単語が分からなくても「これかな?あれかな?」と考えて欲しいのです。そして2回目のカードの絵を見せながら読み上げる時に答え合わせをしていく感じです。
2つ目の写真は「色のみのビンゴカード」と「文字のみのビンゴカード」です。この「文字のみのビンゴカード」は厄介です 笑。 子どもたちも「え〜っ!」「おおぅ…」と難しいのきたぞ…という反応です😅 これは小学中高学年向けに使用しました。
そこで、いつもレッスンで歌っているフォニックス発音のABC表を見せながら、はじめの音に注意しながら聞き取るよう伝えました。読み上げる時は「Green, /g/(グッと発音します)」と言います。
難しいのはpurple-pink, black-blue-brownと同じ文字から始まる言葉です。あとは細かいことは説明せず、見守ります。
子どもによってそれぞれの性格がでます。分からなくても、検討をつけたらあとは感覚や適当に選んでみる子。2回目の読み上げでカードの提示を待つ慎重派の子。私は英語学習においては「たくさん間違えること」が大切だと思っています。pinkの時にpurpleをチェックした子には、同じpから始まる言葉を選べた事を褒め、方向性がとても良いことを伝えます。
子どもたちはビンゴゲームになるとぎゅっと集中してくれるので実験🧪のことはもう忘れています。笑
ビンゴゲームが終わったあとは、お待ちかねの色水の実験🧪経過を見てみます。
レッスンの時間内では、中央の写真くらいの進み具合です。空のカップに数ミリの水が移動してる程度。それでも黄色と青の色水が混ざりあって緑色なっているのが確認出来ます。この様子を子どもたちに間近で観察してもらいます。
でも明らかに時間が足りないと感じる子どもたち。「来週また見たい!」などの声も上がりました。私も出来ることなら1時間後、2時間後、と徐々に水が移動する様子をリアルタイムで見せてあげたいものです。
なので、ここは力技で魔法🪄を使うことにしました。
いつも時間を聞くときに使っている時計を持ってきて「You know what? I can use magic🪄.」と小声で言います。そしてぐるぐると時計を5時間後に動かし、陰でこっそり色水を空カップに移し入れ、「ta-da!(ジャーン!)」と子どもたちに披露します。
子どもたちがとても純粋なのか、はたまた精神的にとても大人なのかは分かりませんが、子どもたちからは何もツッコミを受けることなく、子どもたちは「わぁ〜、きれい!」「すごーい!」と言ってくれました。
最後にそれぞれの三原色が混ざると何色になるかみんなで確認し、実験🧪を終えました。
レッスンで読んだ絵本はこちらです。小学生は学校の図書館にあると言っている子が多くいました。歌いながら読み進める絵本で、外国でも日本でも大人気の絵本です。
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