料理番組は好きですか🍳?
私は作るかは別としてとにかく観るのが大好きです!
カナダ🇨🇦留学時代によく観ていた料理番組はなんといってもMartha Stewart(マーサ・スチュワート)というアメリカの女性の料理番組です。マーサのことを知らないカナダ人はいません!
日本の小林カツ代さんとか、平野レミさんとか、栗原はるみさんとかのような存在です。しかもマーサの場合は料理研究家の域を超えて、もう実業家という感じです。園芸、手芸、家のデコレーションなど活動は多岐に渡り、ホーム雑貨が売っているお店にはマーサブランドの食器や寝具セットなど売っています。
話は長くなりましたが、料理で使う英語って意外と言い方が分からなく、私がカナダのホストファミリーと話をするときに苦労しました。なのでちょっとまとめました。
料理をするときのあれこれ英語
調理方法としてはざっとこんな感じです。
- cut 切る:日本のようにまな板と包丁でまるで職人のようにいろんな切り方をすることはあまりありません。まな板はあっても使わないことがほとんどで、料理をしながらお鍋の上で野菜を持ちながら適当に(笑)切ってお鍋にそのまま入れていきます。日本のような職人のような千切り、半月切りなどはありませんが、cutの中でも、切り方によって、chop(刻む)slice(スライスする)などの表現はします。
- peel 皮を剥く:これは包丁を使うより、ピーラーを使うことがほとんどです。またりんごなどは皮を剥かずに食べます。
- boil 茹でる:カナダ人は茹でるか、オーブンで焼くかの2択っていうぐらいよく茹でます。
- steam 蒸す:日本にあるような蒸し器は見たことがなく、いろんなお鍋に取り付けることができる簡易的な蒸し器は売っているのを見たことがあります。
- grill 焼く:日本語のグリルのような焼き方です。網目がつくような焼き方です。
- braise 蒸し煮:こんな洒落た調理法滅多に聞かないですが 笑。水分が多い場合はstewで日本語のシチューはここからきています。
- grate すりおろす:これはチーズは大きい塊を買って、ピザチーズのようにおろしたりする時に使う単語です。大根おろしに使えるようなおろし器はありません。
- microwave 電子レンジで調理する:動詞として使うことも多々あります。「Don’t microwave the food」(その食べ物は電子レンジにかけちゃダメだよ)
- fry 炒める:stir fryは強火で炒めること。よく中華料理レストランなどでは野菜炒めとしてメニューで見ることがあります。deep fryは揚げること。ただ、この炒めるという料理方法はカナダの家庭料理ではあまり見ません。あまりフライパンを使うこともありませんでした。
調理方法とは少し違うのですが、灰汁(アク)の概念が通じなくてびっくりしたことがあります。例えばカレーを作るときのアクとり。ホストファミリーに水を多く入れすぎたのか心配されました。アクを説明してもいまいち通じず。切り方ひとつ、料理法ひとつ、日本人はとても丁寧な工程を踏んでいることを知りました。今ですか?私はアクは旨味の一部と思ってアク取りは滅多にしません!✌🏻
カナダ人が作る家庭料理は日本と比べると本当に手間が少ない!マック🍔🍟を買ってきたり、ピザをデリバリーしたり、冷凍食品を焼いたり、チンしたり。作るにしても、とにかくドーンと茹でて、ドーンとオーブンに放り込んで終わり!みたいな料理が多かったです。
手間をかけることあまりしないですが、さらに手間をかけないで済むものは台所用品など駆使して手間を省きます。例えば、ガーリックプレス、マッシャー、あとは缶切りは自動のものまであります!お菓子作りで言えば、スタンドミキサーと言って業務用ってぐらい大きなミキサーを使います。
食べたあとはそれぞれが食洗機に自分のお皿を入れたらおしまいです。何でもかんでも食洗機に詰め込んで、あとは大きなお鍋ひとつぐらい手洗いするぐらいで夕食の後片付けはおしまい。あとはゆっくりテレビを見たり、インターネットをしてのんびりして過ごします。
共働きで平日の夜でも、みんなが定時に帰宅し、夕食を一緒に食べ、夜はゆっくりする。そんな感じのゆったりとした時間が流れていました🌃
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