4月から新生活、新学期始まった方が多いのではないでしょうか?
連日ニュースで流れる入学式や入社式の様子をみると、フレッシュな表情と意気込みにこちらもやる気をもらいます💪🏻
そんな中、新大学生が留学もしたいと言っているのを見ました。今は、大学自体が海外の大学と提携して、交換留学制度を導入しているところも多いですね。日本の学費内で交換留学出来たり、現地の学校で取得した単位をカウントできるのも魅力的です。
学校の留学制度を使わない場合、私費留学になります。これは多くの方が斡旋会社に頼もうとする方が多いのではないでしょうか。これは私は声を大にして言いたいです。
「自分でやろう!」
留学は入学準備をするところから始まっていると私は思います。斡旋会社に頼むと高額な料金を支払うだけでなく、英語を(または自分がこれから現地で学ぼうとする言語を)学ぶ機会が失われます。安易な近道は結局は自分のためになりません。そして必死に何かをやり終えた時の報酬は、経験や知識として自分の力になってくれます。
私は高校卒業後、カナダに留学しましたが、全て自分でやりました。日本人の留学生に聞いても斡旋業者を使った人が多かったです。留学生の英語のクラスではビギナークラスに配属された私が斡旋業者を使わなくてできたくらいですから、高度な英語力は必要ではありません。
〜留学手続きの主な流れ〜
- 行きたい学校を調べる
- 入学資格を調べる 学校のHPにはInternational student と表記されたところのページでAdmission やHow to Applyなど項目を見る
→高校卒業証明書や成績証明書、TOEFLやIELTSの一定のスコアが必要など。
→カナダの場合は、カナダ人と留学生で主な手続きや学費が違います。必ず、留学生用の説明を確認しましょう。 - 入学申請をする。同時にホームステイや寮など住居の申請をする。
- 学校から入学許可証がきたら、大使館に学生ビザの申請をする
- 国によっては必要な予防接種を受けたり、医療保険に入ったり、現地の銀行に送金しやすい銀行を調べておいたり、口座開設しておく。おっと!パスポートの準備もお忘れなく!
- 航空券の手配などする。お土産や留学準備をする。
→ほとんどは現地調達で良いですが、薬と生理用品と文房具(特にボールペンと消しゴム)は日本から持参した方が良いと思います。 - 現地へGO!✈️ 入国したらimmigrationに並び学生ビザを発給してもらう。これが長蛇の列で時間が掛かりました。乗り換えなどある時は気をつけましょう!
- 現地の大使館または領事館に在留届を出しに行く。
ざっとこんな感じです。相当古い記憶を頼りに書いたのと、刻々と手続きと情報は変わっていくので現在と異なっているところがたくさんあると思います。また当時は書類でのやり取りでしたが、きっと現在はデジタル化されてネット上で出来ることも増えたと思います。
当時、高校生だった私は行きたいカレッジのHPを全て印刷して、分からないところは英語教師の担任の先生に聞きに行っていました。高校三年間で職員室に行ったのは、遅刻の書類提出と留学の手続きの助けを乞う時だけでした。先生、ごめんなさい💦 なので英語のテストは散々でしたが、admissionやら feeやら applicationやら入学手続きに必要なコアな単語は覚えました。笑
カナダ大使館に送った書類は返信用封筒が必要で、学生ビザ許可証が届いた返信封筒を見た母に怒られた記憶があります。「殿って自分に書くものではないの!行って書くもんなの!」と。常識がなかった私は、自分宛の返信用封筒に様と書くのはさすがに変な気がして、へりくだったつもりで自分の名前の後に殿と書いてしまいました。
英語以前に日本語でもさまざまなやらかしをしてしまいましたが、なんとか無事カナダに渡ることは出来ました。
また、カナダに行く時は海外旅行保険に加入し、すぐに解約してカナダの公的医療保険に入りました。カナダでは医療保険制度は州ごとで異なります。私がいた州では、医療保険に加入すると、医療費は無料、薬代は自己負担でした。ひょんなことからある日本人留学生と医療保険の話になり、その子は公的医療保険の存在を知らずに海外旅行保険をずっと支払っていました。公的医療保険のことを教えるとすぐに切り替えていました。
学校だけでなく、その国の医療保険や制度を調べたり、現地の留学生同士情報交換するのも大切ですね。今は情報社会でパソコン一つで色んな情報に辿り着けます。現地の国や州、学校の正式なHPで正確な情報を確認しつつ、経験者や現地で生活している人の情報も上手に収集しながら留学準備を進められるといいですね。
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