アートな世界

絵本

今日は全国的に寒波で場所によっては大雪❄️が降る予報です。雪道、気を付けましょう!

大人は、雪かきしなきゃ〜!寒いの苦手〜!水道管凍っちゃうよ〜!とため息ばかりついてしまいそうな日ですが、全国の子どもたちは、きっと大はしゃぎなはずです

今日みたいな日に読んでほしい絵本はこちらです。

『おかしなゆき ふしぎなこおり』文・写真:片平 孝

面白い形の雪や不思議な氷の写真で自然が作るアートな世界に惹き込まれます。

この本は、こども園で働いていた時に、読み聞かせの外部講師の先生が紹介してくださいました。この本の表紙から、が大きな帽子になっているようで惹きつけられます。子ども達も「うわーー!すごい!」「なんか被っているみたい」と目をキラキラさせながら本に見入っていました。

なかなか雪国ではないとお目にかかれない、面白い雪の形の数々。が積もった上に、寒くなりさらに積もって出来上がった形や、温かくなって溶けていく過程で面白い形に変化したなどの写真が分かりやすい解説とともに載っています。偶然で出来た雪の形はまるで生きてるかのような躍動感があり、唯一無二の自然現象作り出す芸術的なアートとして楽しませてくれます。やっぱり、自然って美しい!

私はいわゆるお話の絵本も大好きですが、このようなサイエンスの本も大好きです。どんどん子ども達と一緒に読んでいきたい本です。科学というとなんか学問的にかたく感じてしまいますが、日常はサイエンスの連続です。絵本で物語のファンタジーに惹き込まれて子ども達の創造力の感性を引き出してあげるのもいいですが、サイエンスの日常の「なんでだろう?」「不思議!」と思う感性も引き出してあげたいものです。

カナダ🇨🇦の保育園はコーナー保育と言って、”本・ままごと・ブロック・アート”などの遊びの種類ごとにコーナーを設けています。そこで欠かせないのがサイエンスセンサリーSensory:触覚に関すること)コーナーで、そこには虫眼鏡や測り、砂など用意します。時には、水や氷を用意して、遊ぶ過程でその変化を体感していきます。実際、目で見て触って遊ぶことが本当の学びに繋がるんですね。

今回の雪、子ども達にとっては絶好の学びの機会です。雪が積もる様子、溶けていく様子、そこには沢山の神秘的な不思議な現象があります。ぜひ、童心に返ってお子さんと雪遊びして沢山の発見をしてみてください❄️

コメント

タイトルとURLをコピーしました