今回のテーマは「Earth Day🌎(地球の日)」
「地球にやさしいってどういうこと?」
4月22日のEarth Day🌎に合わせて、英語のレッスンでは「4つのR(Refuse・Reduce・Reuse・Recycle)」について学びました。
ゲームやロールプレイを通して、子どもたちが楽しみながら地球や環境について考えるきっかけになるよう工夫しました。
今回は、そのレッスンの様子をご紹介します!
レッスン内容
テーマ:Earth Day

「あっ!地球!」「ぎゅって抱きしめてる〜!」と子ども達。
テーマ学習の前にみんなで復唱しているカレンダーでは4/22はEarth Day🌎と書いた日付カードを貼っています。これについて「何?このカード?」「またお祭りの日?」と言っていたので、ここで種明かしです。
4/22は「地球の日」であることを伝えます。
「地球の日」とは何か?子ども達に聞いてみます。



現在の地球について絵を見せながら説明します。
- シロクマ🐻❄️やペンギン🐧が住んでいる場所の氷が溶けてしまい、住むところがなくなっている
- ウミガメ🐢がクラゲ🪼を食べようとしたらビニール袋だったり、体にゴミが巻き付いて困っている
- 地球がお熱を出している🤒
どちらの地球に住みたいか子ども達に聞いてみます。
🌎🌱 海の水が青く、草花や木が育ち、綺麗な地球
🌎🏭 煙がモクモクと出ていて、海にはゴミがたくさん流れ、熱を出している地球
テーマの単語
Earth Day, Earth, plant, wildlife, pollution, litter, trash, garbage, garbage truck, recycle, bin, cans, paper, plastic, glass, compost
ゴミの違いについて
・litter ポイ捨てされたゴミなど公園や道に捨てられている雑然としたゴミを指します
・trash🇺🇸, garbage🇨🇦 国によってゴミの言い方が異なります。
できることから始めよう!4Rs!

実際、どんな事をしたらシロクマさん達を助けることができるか実践で学んでいきます。

1. Refuse「断ろう!」
最初の「R」は Refuse(断る)。
これは、本当に必要のないものには「No, thank you.」と伝えて、断ることを学ぶ取り組みです。
今回は、コンビニでお弁当を買っておうちで食べる設定で、お箸やスプーンが本当に必要かどうかをみんなで考えました。
「おうちに銀色のスプーンがあるから、いらないよ!」と、子どもたちからもしっかりした意見が出ました。
講師が店員さんに扮して、「Would you like a spoon?(スプーンはいかがですか?)」と聞くと、
子どもたちは元気に「No, thank you.」と答え、見事にミッションクリア!

2. Reduce「減らそう!」

2つ目の「R」は Reduce(減らす)です。
使っていない部屋の電気やエアコンをつけっぱなしにしたり、必要以上に水を出しっぱなしにしたりすると、地球のエネルギーを無駄に使ってしまい、地球がどんどん熱くなってしまうことを説明しました。
すると、Aちゃん👧🏻からこんな声が!
「パパね、洗面所使ったあと、いつも電気つけっぱなしにするの!」と、ちょっぴり怒りながら話してくれました(笑)
次に、実験形式で水の使い方を考えてみました。
2つのカップを用意し、ひとつは半分の水、もうひとつは満タンにして、歯磨きをするふりをします。
そのうえで子どもたちに質問です:
“A half cup of water? Or a full cup of water?”(半分の水?それとも満タン?)
「どっちが地球にやさしいかな?」と一緒に考えながら、水を大切に使う意識を育てました。
3. Reuse「再利用しよう!」

次は、Reuse(再利用)について考えました。
「ゴミ箱を作ってみよう!」と子どもたちに提案します。
ここで質問です:
“New paper or old flyer?” (新しい紙?それとも古いチラシ?)
実際に使ったのは、去年使っていた教室のチラシ。
「これならゴミにならないし、もう一度役に立つね!」と、子どもたちも納得。
そのチラシを使って、かわいいゴミ箱を折って子どもたちにプレゼントしました。
4. Recycle「リサイクルしよう!」

最後のRは Recycle(リサイクル)です。
「リサイクル」という言葉は子どもたちにも馴染みがあり、「知ってるよ!」という声がたくさん聞かれました。
でもここからがちょっと難しいところ。
リサイクルできるゴミと、できないゴミがあるって知ってた?
banana peel(バナナの皮)、fish bone(魚の骨)、そして pizza…?
「え?ピザはゴミだけど、まだ食べられるところが残ってるね。もったいないね!」
ただの分別ゲームではなく、「どうしてこれがリサイクルできるの?」「これはまだ食べられる?」といった視点から、たくさんの気づきが生まれるレッスンにしています。

ミッションクリアをしたところで、絵本を読みます。
テーマの絵本:Joseph Had a Little Overcoat
物を大切にする心と、ユダヤ文化の温かさを感じられる絵本『Joseph Had a Little Overcoat』英語学習にもぴったりの、繰り返しが楽しいこの作品の魅力をたっぷりです!

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