David Goes to School.

絵本


来週は小学校の入学式🌸が多いと思います。
新学期の始まりに心がワクワクする季節です。

今日紹介したい絵本はこちらです!

David Goes to School.』作:David Shannon 出版社:SCHOLASTIC

デイビッドがっこうへいく』訳:小川仁央 出版社:評論社

デイビッドの先生はいつも言っています。「やめなさい、デイビッド!」「騒ぎません。押しません。廊下を走りません。」それから、それから…。

絵本のあらすじ

デイビッド👦🏼はいつもお母さんに怒られてばかり。

そんなデイビッド👦🏼が学校🏫へ行くと…?

いつも先生👩🏽‍🏫はデイビッド👦🏼に
やめなさい、デイビッド👦🏼!
騒ぎません。
押しません。
廊下を走りません。
と言っています。

遅刻したり、授業中ガムを噛んだり、
手を挙げずに答えを言ってしまったり、
近くの子にちょっかいを出したり、
ふざけてばかりいます。

ついにはケンカが勃発!

そして、机に落書きしたデイビッド👦🏼は居残りを命じられました。
デイビッド👦🏼は学校でやっていけるのか…?

自由奔放なデイビッド。みんな大好きだよ。

この絵本の作者は前回のブログで紹介したDavid Shannonです。

同じ作者とは思えないくらい絵が雰囲気が異なります。
このDavidシリーズの絵本は、幼少期の作者を描いていて、その頃の絵を真似ています。

デイビッド👦🏼、もう可愛いんですっ😍
いつも怒られてばかり、トラブルメーカーのようなデイビッド👦🏼ですが、よ〜く観察してみると夢中になると突っ走る一生懸命な男の子なのです。

誰もが1人や2人、こんなデイビッド👦🏼のようなクラスメイトに会ったことあるのではないでしょうか?いつも先生に怒られていて、いたずらはするんだけど、意地悪なことはしない。だからなんか憎めなくて、みんなから好かれているような子。

デイビッド👦🏼の隣の席の子はいかにもしっかりしてそうなカチッとした女の子👧🏼。自分はちゃんと手を上げているのに、デイビッド👦🏼が答えを口走ってしまったり、デイビッド👦🏼にちょっかい出されたり、困り顔です。ついには堪忍袋の緒が切れたように最後はとても怒っています。けれど、居残りしたデイビッド👦🏼を待っていたのはこの女の子を含む友達👧🏼🧒🏾でした。

この最後のページが一番好きなページです。

新学期に向け、子どもたちはワクワク期待感に満ちていると思います。
と、同時に緊張もしているし、プレッシャーもあると思います。
「勉強📚頑張らなきゃ。」
「クラス替え、友達👫いるかな?」
「お兄さん、お姉さんになるんだからしっかりしなきゃ!」
「新しい先生👨🏻‍🏫、優しいかな?」

そんな時、こんなデイビッド👦🏼みたいな我が道を行くクラスメートがいたら、なんだか変な緊張が一気に飛んでいってしまいそう!デイビッド👦🏼は子どもたちが密かに羨ましく思う存在なのではないかと思います。

さぁ、来週から新学期!ワクワクしている子も、ソワソワしている子も、ドキドキしている子も「みんな、デイビッド👦🏼みたいに学校を楽しんでおいで!」と子どもたちを送り出したい気持ちです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました