英語を話していると、「簡単な単語が出てこない」と言うことが多々あります。
こども英語教室をしていると、子どもたちは色の名称、動物の名称などはすぐ覚えますが、動詞はなかなか覚えられません。文章の基本は主語と述語(動詞)で成り立つので、子どもたちに動詞の感覚を身につけてもらいたいと考えています。
動物の真似をして色々な動作を学ぼう!
幼児教育のテーマ学習では、動物を学ぶときに「動物の動作」を学ぶアクティビティがよく用いられます。下記のカードを用意して動物の真似をしながら英語フレーズを学びます。
《基本動作》
- Stand like a flamingo🦩 フラミンゴのように立つ
- Run like a cheetah🐆 チーターのように走る
- Hop like a kangaroo🦘 カンガルーのようにぴょんぴょん跳ぶ
- Swing like a monkey🐒 サルのようにぶら下がってゆらゆらする
- Stretch like a giraffe🦒 キリンのように伸びる
英語は日本語のように擬音語が多くないので、動詞そのもので動きや雰囲気を感じ取る必要があります。swingですが、公園にあるブランコも指します。スポーツのバット⚾️やクラブ🏌🏽♀️を振る時も日本語でもスイングと言いますね。
《動物に対してよく使う動作》
- Stomp like a elephant🐘 ゾウのように足を踏み鳴らす
- Gallop like a zebra🦓 シマウマのようににパッカパッカ走る
- Roar like a lion🦁 ライオンのように吠える(ガォーと吠える)
- Growl like a bear🐻 クマのようにうなる(ウゥーとうなる)
日本語ではゾウというと鼻を大きく鳴らしながら「パオーン」と言う印象があります。英語圏でよく表現されるのは、ドシン、ドシンと足を踏み鳴らすように歩くstompと言う言葉がよく使われます。
gallopは馬などが疾走する時の表現でよく使われます。動きはスキップに似ています。英語圏の幼稚園では、幼児の運動機能を促すためにgallopを取り入れた運動アクティビティを取り入れます。
次にRoarとGrowlですが、どちらも猛獣が吠えるときに使う表現です。Roarは日本語で「ガォー」と吠えるのと同じ表現です。ちなみに同じ吠えるでも、犬🐕が吠えるのはbarkと言う言葉を使います。
Growlは低い声でうなる時に使う表現です。これらの表現は動物を表現する時に使うので、人に対してはあまり使いません。
動詞だけ説明しても、子どもたちが理解するのは難しいですが、動物と掛け合わせると覚えやすいです。楽しみながら色々な動詞を覚えるのにおすすめです!
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