寒くなってきましたね。秋から冬にかけて必ず読んで欲しい絵本がこちらです!
『We’re Going On a Bear Hunt』再話:Michael Rosen 絵:Helen Oxenbury 出版社:Aladdin
『きょうはみんなでクマがりだ』訳:山口 文生 出版社:評論社
クマを捕まえに行くぞ!大きいのを捕まえるぞ!なんて素晴らしい日だ!怖くなんかないぞ!
それから、それから…。
絵本のあらすじ
クマ🐻を捕まえに行くぞ!
大きいのを捕まえるぞ!
なんて素晴らしい日だ!
怖くなんかないぞ!
おっと、草だ!
長くて、ひょろひょろした草だ。
上から超えてもいけない。
下からくぐってもいけない。
なんてこった!
通り抜けるしかない!
Swishy swashy! Swishy swashy! Swishy swashy!
それから、それから…。
世界中に愛されている冒険の絵本!
この絵本は大人気です。
日本語版も多く出版されて、図書館にも英語版🔤、日本語版ともに置いています。
この本をレッスンで読んだら、
Aちゃんは「この絵本好き!」と1年前のレッスンで読んだことを覚えていました。
Bちゃんは「この前読んだクマの絵本面白かったよね!」と前回のレッスンで読んだこの絵本を思い出して言ってくれました。
そうなんです。久しぶりに読んでも、初めて読んでも、子どもたちが魅力に取りつかれる絵本なのです!
おすすめポイント3つ
《おすすめポイント3つ》
- 冒険の話でワクワク、ドキドキ感がある
- 歌いながら読むことができ、繰り返しのリズムとジェスチャーで覚えやすい
- 繰り返しの英語フレーズに言語学習に最適
ストーリーが面白いだけでなく、英語学習の面でも楽しみながら英語を学べます。この絵本はアメリカの歌を再話でイギリス人のマイケルさんが作りました。講師が歌った後に子どもたちに繰り返し歌ってもらいながら絵本を読み進めます。繰り返しのフレーズが多いこと、ジェスチャー付きで歌いやすい内容なので、子どもたちも意味を捉えやすいです。そして絵本を読み終わる頃には繰り返し歌っていたフレーズが随分と明瞭に歌えるようになります!
クマを捕まえに行く道中には、草むら、川、ぬかるみ(どろ)、森、吹雪の中、洞窟をくぐり抜けていきます。その際、オノマトペの擬音語で道中を通り抜けます。これが躍動感があって面白いのです!辞書で英語を調べても出てこないのがあります。それは作者の造語(擬音語)なので発音が分からなければ下記の動画が見ながら発音を真似してみましょう!
《道中のオノマトペ🎶》
- 草 Swishy swashy!
- 川 Splash splosh!
- ぬかるみ Squelch squerch! ヌルッヌルッって感じです。
- 森 Stumble trip! おっとっと、とつまづく感じの意味です
- 吹雪 Hoooo woooo! 風が強く吹いている感じを表現しています
- 洞窟 Tiptoe! つま先歩きでそっとそっと歩きます
こちらは作者の読み聞かせのYOUTOBEです!私がお気に入りのところは、急いで家に到着してからの擬音語です。急いで二階に上がる様子、玄関の鍵をかけ忘れて戻り鍵をかける様子など、こちらもドキドキします!
この絵本は無事に帰ってきた家族が「もう、クマ狩りになんて行かない!」と言って終わるのですが、最後のページにはクマがとても寂しそうにとぼとぼ帰る姿が描かれてします。おそらくクマは一緒に遊ぼうとしただけのようです。その姿がなんとも切ない。。。
読み終えた後は、ついつい「We’re going on a bear hunt🎶」と口ずさんでしまう楽しい絵本です!ぜひ、この時期におすすめの一冊です。
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