THE POST OFFICE BOOK Mail and How It Moves

絵本

今年は年賀状のやり取りはありましたか?
欧米ではクリスマス前に季節の挨拶としてクリスマスカードを送り合います。家族の写真を添えたり、近況を報告したり、日本の年賀状と似ています。遠方の親戚や友人には送ったり、職場では同僚に手渡したりします。

今日は年末年始に忙しい郵便屋さんの絵本を紹介します。

THE POST OFFICE BOOK Mail and How It Moves』作:Gail Gibbons 出版社:HarperCollinsPublishers

昔は走ったり、馬を使って郵便を運んでいたけれど、現在はいろんな方法で配達している郵便。それから、それから…。

絵本のあらすじ

昔は走ったり、馬を使って郵便を運んでいたけれど、現在はいろんな方法で配達している郵便。

どんな風に郵便が配達されているか、みてみよう!

住所と郵便番号でどこに配達されるか分かるようになっているよ。

投函された郵便物は近くの町か、遠くの町に配達するのか手作業で分けるよ。

大きい郵便局には、小さい郵便局から集められた郵便物がたくさん集まって、
手紙のサイズの郵便と、大きかったり、変わった形の郵便物を分けるよ。

郵便物は機械の中を通して、消印のマークを押して、ハガキの上には波線のスタンプを押すよ。こうすることで、切手をまた使えないようにするんだよ。

郵便番号ごとに分けて、トラックに乗せるよ。それから船や飛行機に持って行くよ。これは外国に送る郵便物。

大きい郵便局から、小さい郵便局に運ばれて、郵便配達員さんがあなたに届けるよ。

実は壮大な旅をしている郵便物!

この絵本は1982年に発行されています。今から40年以上も前です。郵便局内の作業はAIや最新の機械を駆使して作業はだいぶ変わっているかと思いますが、切手を貼って郵送することや最後の郵便配達員さんが届けてくれるところは変わらずですね。

アメリカ🇺🇸の郵便局のイメージカラーは赤と青で、この絵本この2色を使って描かれています。表紙が切手だったり、絵本の中で世界観が統一されています。

郵便を投函してから配達されるまでの郵便局の内部の作業を分かりやすく説明してくれるので、ワクワクして見入ってしまいます。ハガキ一枚にしても背景には壮大な旅をして手元に届いたと思うとなんだか胸が躍ります。

カナダ留学中は、Emailを使えない祖母とはよく手紙を送り合っていました。一度祖母の手紙がアラスカまで行ってしまったことがありました。笑 私の手元に届いたときは、アラスカ経由で届いた手紙になんだか妙な感動を覚えました。

本の最後には、ちょっとした小話も載っていて面白いです。

Post office という名称の由来は、昔、馬🐎で郵便物を運ぶときに、走って疲れた馬から新しい馬に乗り換える時に目印していた柱(post)からpost office🏣になったそうです💡

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