折り紙で鶴は折れますか?
私の遠い記憶では、小学生ぐらいの時に七夕が近くなると学校でひたすら鶴を折る時間がありました。10歳足らずの子どもたちが鶴を折ることができるなんて世界から見たらとてもすごいことなんです!
実は知らない!?折り紙を折る工程の英語のフレーズ♪
日本の伝統遊びの折り紙は、子どもの発達にとても良いので、今は外国からもorigamiとして注目されています。
私はカナダ留学中🇨🇦に、授業の一環で地元の小学校へ行き、子ども達に折り紙を教えたことがあります。新聞紙を使って兜を作りました。日本なら幼稚園児でも簡単に作れる兜の折り紙ですが、折り紙文化がないカナダの子ども達に兜を教えるのはとても難しかったです。
その時に使う単語や英語も「えっと・・・なんて言うんだろう?」となかなか出て来ず、英語が 得意な日本人の友達の真似をしながら教えた記憶があります。
《折り紙に使える言葉》
- fold in half. 半分に折る
- make a square.(triangle, rectangle) 正方形(三角、長方形)にする
- flatten 平らにする
- turn it over. 裏返す
- fold the bottom corners to the top. 下の角を上に折る
- fold the side corners to the middle. 両端の角を真ん中まで折る
大体はこんな感じで工程自体は伝わります。ただ、教えるのに何が難しかったというと、例えば「半分に折ってね」と言っても、綺麗に半分に折るのではなく、大まかな半分折りなんです😂 角と角を揃える、線を揃えるという感覚が伝わりにくくて苦労しました。
なので、上の表現に加え「neatly(綺麗に)」や「put the corners together(角を合わせて)」とは都度伝えていました。
origamiの魅力
昨今、たくさんの知育玩具が出ていますが、折り紙は知育効果がたくさんあるんです!
折り紙が子どもの発達に良い効果!
- 集中力を高める🧠
- コミュニケーション能力を伸ばす🫂
- 思考力、想像力を養える📝
- 空間認知能力を高める💡
- 色彩感覚を養う🌈
- 達成感を味わう👍
- やっぱり楽しい!嬉しい!面白い!😆
人間の運動機能は大きい筋肉→指先などの細部へ。内部から外側へ。という順番で発達していきます。指先を使う遊びや作業は脳に刺激を与え、微妙な力加減などを使いこなすようになります。
もしお子さんが折り紙に苦戦しているようであれば、その前段階の発達がまだ十分に育ってないのかもしれません。その時は無理に折り紙をするよりは、運動や少し大きい筋肉を使う遊びなどすると良いと思います。
また、日々の生活の中で、牛乳パックを開いたり、ヨーグルトやゼリーの蓋を開ける行為は、子どもの指先の発達を促すのに大切なので、大人が先回りしてやってあげずに、子ども自身にやる機会を与えると良いと思います。
折り紙の良いところは折って終わりではなく、作って遊べるところ。こう言う観点からも手裏剣は子ども達に大人気の折り紙でした。2色の折り紙を使うところ、適度な難しさもあって手裏剣はおすすめです!誰もが忍者🥷に憧れる時期ってありますよね。笑 いや、観光客の外国人の大人だって浅草あたりで忍者ごっこ楽しんでるようですが!
私は小さい頃は折り紙は無地で金色と銀色が1枚ずつ入っているものぐらいでした。この金と銀色の折り紙をしわしわになるまで大切にとっておいたものです笑
今は100均などで、キャラクターもの、柄物、両面、キラキラ、ピカピカのものたくさんの種類や質感の異なるものが売っています。ますます折り紙を楽しめる環境が揃っていますね!
コメント